木曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が小幅ながら上昇したが、外国為替市場で円相場が円高基調で取引されていることから、売りが先行して寄り付いた。その後、日経平均の下げ幅は一時110円を超える場面もみられたが、連日下落していることから前引けにかけて下げ幅を縮小した。
後場に入っても、急激な円高による業績悪化に対する警戒感や、景気回復には時間がかかるとの見方から、積極的な買いが控えられ様子見ムードが拡大した。しかし、下値では押し目買いが入り安値圏で推移した。
業種別TOPIXでは、海運、電気・ガスが上昇した一方、証券、銀行、その他金融が下げた。個別では、住友ゴム工業、東芝、NOKが高い。半面、東洋ゴム工業、ラオックス、サイバーエージェントが下げた。
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