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第二のラオックスになれるか? Mバンカーズ(3121)
別に買い煽りでもなんでもないけど、四季報速報から気になった銘柄をメモ代わりに。
ボロ仕手株で連日激しい値動きをしているマーチャントバンカーズ(旧アセットインベ)ですが、中国様に絡んで収益も改善しているような感じで、理屈抜きでマネーゲームになるかもしれませんね。
7/3に高値95円つけて、翌営業日となる今日は安値57円。
空売りも出来るし、低位で商いもこなしていて値動きのボラもでかいし、主力株が軟調な展開が続いていますから面白い存在ですね。
中国様が絡むので数字を鵜呑みにするのはどうかとも思いますがw夢を買う、博打感覚なら楽しめそうな感じですね。
提供日:2009/07/06
Mバンカーズ マーチャントバンカーズは、投資先が米国の新興企業向け市場OTCに店頭登録で投資回収
マーチャントバンカーズは、旧都築紡績の子会社が03年に不動産投資会社の傘下入りし、アセットマネジャーと社名を変更して投資事業会社に変身した会社。今年7月1日付けで再び社名変更し、日本と中国の双方をつなぐマーチャント・バンキング事業を主力とする会社として再スタートを切った。同社が7月2日、投資事業の営業投資先の1社が、米国の新興企業向け株式市場であるOTCの店頭登録会社であるPantheon China Acquisitionと合併し、、営業投資先が実質的にOTC店頭登録株となったため、保有株のEXIT(売却による投資回収)体制整備ができた、と発表した。
この営業投資先は、05年9月に株式を取得したChina Cord Blood
Services(CCBS)。03年に中国において初めて政府の許認可を取得した臍帯血バンク事業会社で、中国では業界最大手企業。中国では「一人っ子政策」から子どもを大事に育てたいとする風潮が強いためか、同社の臍帯血バンクには毎年平均して110万人以上の新生児たちが新規登録し、前期は新規登録が前々期に比べ2倍なるなど、臍帯血バンク事業は今後の成長事業と目されている。臍帯血バンク事業とは、新生児の臍帯血収集・冷凍保存、造血幹細胞の加工などにより、将来、白血病や悪性リンパ種などを発病した場合、本人の造血幹細胞を使うことで、拒絶反応の少ない寄り安全な治療が行えるサービスを提供するという事業。
こうした、成長分野だけに、今回の合併後のChina Cord Blood(合併後の新社名、CCBC)の時価総額は7月1日時点で3.82億USドルになっている。マーチャントバンカーズの出資分は合併前のCCBSで10%。合併後のCCBCで5%前後とみられ、7月1日時点での出資分の時価総額は0.191億USドルになる。1ドル100円換算で19億100万円。合併前のCCBS株取得金額が0.057億USドル(当時の円換算で6億円)だったから、7月1日時点では13億円超の含み益が出てきたことになる。
同社は去る5月20日、マーチャント・バンキング事業を軸とした新中期経営計画を発表し、10年3月期営業利益6億円。11年3月期同11億円、12年3月期同18億円の目標を掲げた。この計画に沿って、この6月4日には、営業投資先の1社である台湾の上場会社(PC周辺機器及びメモリなどの製造会社)のEXITで2億円の売却益を得ているが、今回のCCBCのケースは第2弾。すでにこの2社のEXITによる利益(実現益と含み益)は15億円になるが、同社では今期中にあと2件EXITを見込んでいるため、初年度にして、次年度、最終年度までの目標営業利益確保のメドをつけつつある。
「東洋経済オンライン」は、同社の来20011年3月期の利益予想を表記のように、会社の中期計画に合わせる形に増額修正する。会社側はできるだけ中期計画に合わせたEXITにしたいようだが、なにぶん変動のある市場株だけに、利益の極大化を狙った早めのEXITも考えられる。EXITの時期、株数如何では今期を含め、来期、来々期も利益は上振れの公算がある。
(堀越 憲二)
(百万円) 売 上 営業利益 経常利益 当期利益 1株益¥ 1株配¥
連本2009.03 7,771 -11,628 -11,935 -10,007 -89.4 0
連本2010.03予 5,000 600 500 500 2.2 0
連本2011.03予 5,500 1,100 1,000 1,000 4.4 0
連中2008.09 4,378 -5,842 -5,948 -5,962 -72.6 0
連中2009.09予 2,500 300 250 250 1.1 0
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