いまだに続く金余り状態 次に年金基金が向かう先はアジア?

ナリユキさん
ナリユキさん
先日、大証FXの記念セミナーでWBS(ワールドビジネスサテライト)という私の大嫌いなニュース番組に出演されている東京大学教授の伊藤元重さんが講演されるということで梅田クリスタルホールまで出かけてきました。


伊藤元重さんの講演は「国際経済と為替動向について」というタイトルだったのですが、まあ貴重なお話を聞けたといいますか・・・
まだ東京開催が残っているのであまりに詳しいことは書けませんが、セミナー中でちょっと気になったコメントをいくつか取り上げてみます。


▼投資で勝てたのは自分のおかげ 投資で負けたのは誰かのせい

これは伊藤元重さんの言葉ではなく、セミナーに先立って挨拶された大証のお偉いさんが「投資で負ける人に共通する考え方」として発言されていた言葉です。
(たぶん取締役の方だったと思いますが・・・すみません名前は覚えていません。。。)
いやぁ、含蓄がありますねぇw


▼年金基金などによる金余り状態はいまだに続いている

NHKで放送されているNHKスペシャル「マネー資本主義」では、年金基金等の金余り状態が今の経済・金融危機を招いた一因であると紹介されていました。
が、この金余り状態はこれからも続くそうです。

では、そんな年金基金が向かう先はどこなのでしょうか?


▼高い利回りを求める運用資産は発展途上国に向かわざるを得ない

経済が成熟してしまった先進国では高い利回りを求めるのは無理であるというのが伊藤元重さんの考え方だそうです。
そのため高い利回りを求める運用資産は経済の大きな成長が見込まれる発展途上国に向かわざるを得ないだろうとのことでした。



どうでしょうか?
少しは参考になりましたでしょうか?


なお、第2部では資産運用アドバイザー木村佳子さんとFX投資家でフリーらーライターでもある山根亜希子さんらによるパネルディスカッションが行われましたが、木村佳子さんの話し振りが鼻についたのは私だけでしょうか?
うっとおしい大阪のおばちゃんみたいな木村佳子さんの話し振りは私には生理的に受け付けないものがありましたが・・・


ただ、山根亜希子さんの考え方には共感するものが多かったです。


高いレバレッジが使えるからとか3万円から始められるからという理由だけでFX(外国為替証拠金取引)を始めるのは危険だ


いやぁ、FX会社のセミナーでこんなことがズバリ言える度胸はすばらしいですねw
次は山根亜希子さんのセミナーにも行ってみようかなと考えています。


※なお、大証FXセミナーは東京でも開催されます(2009年7月11日)
参加費は無料ですので、よろしければ参加されてみてはいかがでしょうか?
https://www.f-academy.jp/page/osefx.html


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