大和証券Ｇが一時ストップ安・公募増資による希薄化を嫌気

[agawaさん]

大和証券グループ本社（８６０１）が安い。一時ストップ安まで売られた。週末に公募増資を発表しており、発行株式数の増加による１株当たり価値の希薄化を懸念する売りが優勢となっているようだ。同社は２６日、公募増資と自社株売り出しで最大約２４００億円（概算）を調達すると発表した。大和の公募増資は１９８９年１１月以来、約２０年ぶり。国内市場と欧州を中心とした海外市場（米国、カナダを除く）で機関投資家や個人投資家向けに新株を３億２６３万５０００株発行するほか、最大４２００万株を追加で募集する計画。発行済み株式数は最大で約２８％増える。金庫株として保有する自社株５７８６万５０００株の売り出しも実施する。大和証券Ｇの株価は１０時３２分現在５８３円（▼８５円）。
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