順張りの理屈とかよく説明されていて面白かった。
順張りにおいての理論的なことはほとんど課長の言うことそのままだったので、あの時代にこれだけの順張り理論を打ち立てた人がいるということはすごいことだなあとおもた。
いや年齢とか考えると課長のほうがすげえ。
ちなみにおれが偉そうに順張りの理論を並べ立ててる時があるけど、ほとんど課長の受け売りなので、つまりこの本を読むと課長の言うことも良く分かるという仕組みになってたりする。
本の最後のほう、317Pに書いてあることを読んで笑ってしまった。
“強い市場を買え、弱い市場を売れ”
それまさにいつも言ってることだから!
でも課長はチャートも重視するけど材料的な需給も大いに利用するので、タートルを超えている。(例えば株式市場には頻繁に機関とか大口のトレーダーが買わなくてはならない局面があるので、そういう需給をトレードに利用している。)
どっちかというとタートルはチャートしか見てないおれに近い。例えば上に挙げた項目の続きの中に、
(強さを測るのに)もっともシンプルで一般的な方法は、単純にチャートを見て、どれが一番強く(または弱く)“見える”かを目視で判断することだった。
とか書いてある。これなんかまったくおれのやってることと変わらないなあ。いや課長もやってると思うけど、チャートだけではない。
でもタートルと俺では比べること自体意味が無いくらい開きがある。
タートルにはあって俺に足りないものって、適正なロットを弾き出す、計算力なんだよなあ・・・。ていうか、計算なんかしなくてももう少しリスク取れることは分かってるけど・・・。