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☆今日の相場概況☆
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昨晩のNY市場は、まちまちの展開となりました。
5月の耐久財受注が予想を上回ったこと、
OECDが加盟国の2010年の経済成長率見通しを、
上方修正したことなどが好感されて、上昇して始まり、
一時100ドルを超す上昇となりました。
しかし、FOMCでの声明で景気見通しについて、懸念が表明された為、
値を消していき、結局、小幅安となりました。
ナスダックは、オラクルの好決算から、買いが入りプラスで引けています。
これを受けての、日本市場ですが、寄り付き9640円とCME日経平均
円建て程度でのスタートなります。
昨晩のNY市場の動向から、この辺りでの小幅な取引かと思われた本日ですが、
円安にふれていた為替が好感されて、9:30前から、上昇していきます。
多少の休憩を挟みながら、前引けに掛けて上昇一途。
とうとう、9760円を超えて、9770円の前場高値をつけます。
その後、少し売られて9750円で前場の取引を終えました。
後場になると、アジア市場の堅調さを受けて、9770円と
前場高値レベルでのスタートになります。その後は、値を崩すことなく、
グリグリと大口買いを交えて、またまた上昇一途。
あっさり9800円を超え、9860円で一服した後、再度上昇して、
9890円をつけます。特に大きな理由もないなか、
売り方を唖然とさせる上昇となりました。
ですが、特に理由もない中です。
さすがに9900円を目前にして力尽き、ここからは売り物に押されて、
今度は、一気の下降に入ります。
もちろん時間もいつもの時間帯。どかどかと確定売り、
新規の売りを交えながら、9800円を割り込み、9790円をつけ、
引けは、9790円となりました。
大口売りの買戻し、主力銘柄の5日目決済の為の売り控えなどが、
主要因となり、大きな上昇となった模様です。
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★個別銘柄の動向★
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全面高となった、本日です。値上:1452銘柄、値下:181銘柄と
火曜日とは全く逆の展開。
相場を引っ張ったのは、証券株、不動産株、ガラス株、その他金融株
などで、大和證券、野村、みずほ証券などが、5%程度上昇。
不動産では、三井不動産、三菱地所、などの大手から、中堅、小型まで、
値を飛ばします。
液晶や、太陽光へのガラス需要への期待から、旭硝子、板硝子、
日電硝子などの硝子銘柄も買われています。
鉄鋼、非鉄も今日は、元気な動きとなり、特に、住友金属鉱山、
大平洋金属、冶金工、大阪チタなどが大幅上昇。
新日鉄、住金、JFE HDなどもしっかりとなっています。
トヨタ、ホンダ、マツダなどの自動車、
ソニー、キャノン、パナソニックなどの弱電は、
相場を引っ張るという感じではありませんが、
全体につられて上昇といったところでしょうか。
欧米に太陽電池の新工場建設との報道から、三菱電機が大幅上昇。
富士通もメリルリンチのカバレッジ開始報道から、買われています。
もちろん、プロフィットラボラトリー推奨銘柄も、本日、一時ストップ高の、
太陽誘電を筆頭に、ウシオ電機、テルモ、浜松ホトニクスなど
しっかりと上昇で、会員様に利益をご提供です。
合併に合意と報道された、新生銀行とあおぞら銀行がそろって上昇
して、ランキングの上位に鎮座しています。
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♪♪明日以降の考え方♪♪
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それにしても、「狂気の買い」とでも言えば良いのでしょうか?
材料のほとんどない中、大きく買われた一日となりました。
これまでの上昇は、現物主導という側面が大きかったのですが、
本日は、先物主導でという状況。
これで、調整が終りなのか、それとも単なるアヤ戻しだったのか?
9500円-10000円のBOX圏とみるのならば、下限からの上昇ということ
ですが、どうにも、まだ下への雰囲気を捨て切れません。
そうはいっても、正しいのは、いつも相場です。
明日も上昇傾向となるのであれば、下を警戒しながら、
買いを入れていく形となります。
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