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☆今日の相場概況☆
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先週末のNY市場は、まちまちの展開。
SQ日ということもあってか、方向感に掛ける展開。
アジア、欧州の流れを受けて、小高く始まりましたが、
高値警戒感や、原油価格の下落により石油関連株の下落もあり
じょじょに値を消していく展開となりました。
これを受けての日本市場ですが、CME日経平均先物が、小高く帰って
きていたこともあり、9790円寄り付きとしっかりとしたスタートになります。
寄り前に発表された、4-6月期の法人企業景気予測調査で
大企業全産業の景況感判断指数が改善したことも相場を支えました。
その後は、9830円まで値を上げていきますが、
上値では、利益確定売りもでて、ここをピークに
9760円まで値を下げていきます。ですが、
ここからダラダラと下がらないのが、最近の相場。
前引けに掛けてしっかりと値を戻して行き、
9800円で前引けとなりました。
後場になると、アジア市場の堅調さを受けて、
小じっかりの展開でスタート。13:15分ころには、
先週末の高値、9830円を抜き去り、一気に8900円まで上昇します。
ですがさすがにここでは、9900円という節目価格への達成感から、
利益確定売りに押されていきます。
9860円付近では、もみ合う展開となり、このまま、高値引けかと
思わせますが、最後はさらに売られて9810円まで下落。
大引けは少し戻して、9830円となりました。
久々に、終盤は売られる展開となりましたが、それでも、
9830円と先週末からは、60円上昇しており、
引き続き堅調な相場となりました。
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★個別銘柄の動向★
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先週末は、利益確定売りに押された、電池関連銘柄ですが、
GSユアサ、古河電池、新神戸電機などは後場中ごろまでは
比較的しっかりの状態となりました。ですが、終盤は先物に押されて、
値を保つことはできませんでした。
かろうじて、プラス引けといったところです。
為替が円高に進んでいたこともあり、
主力銘柄は、相変わらず冴えない展開、
日産を除く、トヨタ、ホンダ、マツダなどの自動車株、
ソニー、キャノン、日立などの電機株が値を消しています。
商社株は、まったく元気がなく、伊藤忠、丸紅、三井物産、三菱商事、
住友商事など揃って下落しています。
その他目だったところでは、サッポロHDが、
クレディスイスの投資判断2段階引き上げから、ストップ高。
もちろん、プロフィットラボラトリー推奨銘柄はしっかりの展開で、
テルモ、アスクル、浜ホト、などしっかりと上昇です。
三井住友FGが、公募増資分のTOPIXリバランスに伴う買い需要が期待
されて+110円と、その他のメガバンクとはことなり大きく上昇。
西松屋チェーンが、先週末に発表した第一四半期の決算発表を受けて、
大幅上昇で+67円。
昭和電工が、日経新聞がハイブリッド車向けの電力制御用半導体
(パワー半導体)を取り上げたことから、同社に物色が向かい、
+7円(+4.34%)と高値更新。
環境系銘柄では、フジクラ、太陽誘電、関東電化、富士電機HDなど
しっかりとした展開となっており、まだまだ買い需要といった感じです。
三井住友FGの新株発行による、TOPIX連動ファンドの組み入れ比率の
変更に伴い、三井住友FGへの買い、その他銘柄の売りという動きも
見られたようです。
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♪♪明日以降の考え方♪♪
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週明け月曜日でしたが、しっかりとした展開となり、
相変わらずの底堅さを見せた一日でした。
いままでの3日間と異なるのは、終盤に値を消していったところ。
25日線がフォローしている状態で、下値は切り上げていっている
動きですが、引き続き、調整の入り口という判断は継続
でいきたいと思います。
個別をみていくと、しっかりの銘柄が多く、今のところ、
売りで入るという雰囲気ではないので、
買いを入れて、利確しながら進んでいきたいと思います。
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