株価は徐々に切り上がると予想
EC 事業を核とした成長に変わりはなく業績は好調である。しかし、株価は1年スパンで見た場合にTOPIXに対しアンダーパフォームするなど勢いの弱い展開が続いている。これはイーバンク銀行(楽天銀行へ名称を変更する予定)の収益貢献を株式市場は不安視しているからだと考えられる。この09/12期 1Q(1-3月)でイーバンク銀行の基礎収支は改善、株価も持ち直す動きが見られた。TIWではイーバンク銀行の基礎収支について期中での黒字転換を見込んでおり、決算発表で収益貢献が確認されるにつれ、株価は徐々に切り上がると考えている。
09/12期1Qの業績は前年同期比11.4%増収、36.2%営業増益であった。楽天市場は拡大が続いており懸念される点はない。業績の進捗は概ね想定通りでTIW業績予想は据え置いた。
TBSホールディングス(9401、以下TBS)に対して同社が保有するTBS株式の買取請求権を行使、しかし価格交渉が不調に終わり同社は価格裁定を東京地方裁判所へ申し立てた。裁定が下りる時期、買取価格の決定がもたらす業績への影響、取得した現預金の使途については全く不明である。
---------------------------------------------------
コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
---------------------------------------------------