勝てる投資家は損失を取り戻そうとしない

[ナリユキさん]

昨日、NHKスペシャルでマネー資本主義の第3回が放送されていました。


▼マネー資本主義　第3回　年金マネーの“熱狂”はなぜ起きたのか
http://www.nhk.or.jp/special/onair/090614.html


私は第1回から見ていますが、番組の基本的なスタンスは「強欲がサブプライムローン破綻後の不況を招いた」というものです。
（アメリカ人のインタビューでは強欲と言う意味のgreedが連発されていました）
第3回放送でも高い利回りを期待した年金基金の資金がヘッジファンドに流れ込んで、大きな損失を出したことが取り上げられていました。


ただそんなことは誰でも気がついていることでして・・・


人間とは不思議なもので、記憶に限界を持っています。
「強欲がマネーゲームを招いた」といわれても、のど元を過ぎればまたマネーゲームに走ってしまう動物です。

そのため、近い将来、必ずマネーゲームは再来します。


では、そこで被害に遭わないためにはどうすれば良いのでしょうか。


今回の年金基金の問題では「損失を取り戻すために高い利回りを求めてヘッジファンドに出資した」とされていました。
が、損失を取り戻そうと高い利回りを求めても、更に傷口を広げるのがオチですｗ


過去を変えることは出来ません。
しかし現在の行動で未来を変えることは出来ます。


損失を取り戻そうとするのではなく、今、何をやらなければならないのか。
そこに焦点を絞ることが勝てる投資家への第一歩かもしれません。


▼ブログでは10万円の小額資金で1億円を目指すための有望株式銘柄の選別方法を公開しています。
ぜひお試しを～♪

10万円で始める株式投資　小額資金から1億円を目指す割安株発掘ガイド
http://enkabu.seesaa.net/