新型インフル チリ２０００人超

[アジアさん]

新型インフルの感染者が２０００人超へ－チリ
　【サンパウロ１３日綾村悟】中南米で新型インフル（豚インフルエンザ）の感染が拡大している。特に南米の南端に位置するチリとアルゼンチンでは感染者数が激増しており、チリ保健省は１２日、これまでに確認された新型インフル感染者が始めて２０００人を超えたと発表した。現在までに確認されている感染者数はチリが２３３５人でアルゼンチンが４７０人。
　チリのバチェット大統領は同日、ＷＨＯ（世界保健機構）が世界的大流行（パンデミック）にあたる新型インフルの「フェーズ６」入りを宣言したことに対応して保健相と内相を招集、緊急ミーティングを開いた。チリ保健省は、すでにＷＨＯに対して５０万人分のワクチン確保を要請しているという。

　また、中米のグアテマラでは新型インフルの感染者が９６人にまで拡大、同国政府は国内すべての学校を７月１日まで閉校することを命じた。また、感染が集中している２つの街に対して、レストランや映画館、教会などの人が集まる場所の閉鎖を勧めている。


2009/6/14 0:37