上値追いは慎重に、チャンスと見れば売りも！

[華花はなはなさん]

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☆今日の相場概況☆
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昨晩のNY市場は、大幅上昇しました。

GMの破産法適用による、アクヌケ感、ISM製造業景況感指数の予想以上の改善、

建設支出の市場予想に反したプラス転換などが好感されて、一段高となりました。

ダウ平均の上昇幅は一時、260ドルを超え、引けまで、堅調に高値圏で推移し、

プラス221ドルの8721ドルで今週の取引をスタートしました。

これを受けての、日本市場ですが、もちろんギャップアップでのスタート。

CME日経平均が、9815円で帰ってきていましたので、

ここへ寄せての寄り付きとなります。

その後は、さすがに利益確定の売りがでて、値を消す展開となり、

一時9720円まで値を下げます。

売り込む動きも無く、再度、9800円まで値を戻す展開で、

高値圏のまま、前引けを迎えました。

後場になっても状況はさして変わらずでしたが、

安値9740円と9790円の間での取引となります。

14:30過ぎには、おおきな売りが断続的にでて、一時9700円を割り込み、

9690円をつけます。引けは少し戻して、

9710円で本日の取引を終えました。

終わってみれば、いつもの・・


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★個別銘柄の動向★
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寄り付きは、大幅上昇で始まった個別銘柄ですが、

次第に値を消していくものが多くなりました。

ここのところ値を飛ばしてきた、新日鉄、住金、JFE　HDなどの鉄鋼、

住友鉱山、大平洋金属、大阪チタニウムなどの非鉄を筆頭にした

素材系銘柄も終盤は売り物に押されて、マイナス圏に沈むものが多くなりました。

トヨタ、ホンダ、日産などの自動車、

ソニー、キャノン、三菱電機、日立などの電機なども同様に、

終盤は値を消していきますが、プラス圏はキープとなりました。

海運株は、前日までの上昇から、利益確定売りが先行して、

朝高後は、大幅安となっています。

銀行株も同様で、みずほ、三菱UFJ、三井住友と値を消していく

展開となりました。

その他目だったところでは、金価格の高騰から、

ゴールドマンが投資判断を引き上げた、松田産業が今日も大きく買われて+128円。

A&D　HDが短期資金を巻き込んで、暴騰し一時ストップ高。

SONY　FHが2009年3月期のエンベディッドバリューが51%減になったと

の発表から、ストップ安。

ドイツ証券が投資判断「売り」を継続したレオパレスが、売られて-33円と大幅安。

フジクラが携帯向け基板の回復期待から買われて、11日続伸となっています。


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♪♪明日以降の考え方♪♪
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昨晩のNYは、期待通りの上昇。

日本市場は、昨日の内にこの上昇をほとんど織り込んだこともあり、

寄り付きは、前日の夕場高値から、プラス40円程度となりました。

とりあえず、GMカーニバルはこれで終了。

ここからは別の材料での相場となっていくのでしょうけれど、

射程距離に捉えた10,000円を、捉えることができるのか？、

それともこのまま失速してしまうのか？

プロフィットラボラトリーとしては、上値追いは慎重に、

チャンスとみれば、売りに入ることも考えていきます。