ナリユキさんのブログ

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相場を動かすのは投資家心理 鉱工業生産指数と日経平均株価

Nikkei Netに気になるニュースが載っていました。


▼4月の鉱工業生産、5.2%上昇 基調判断「持ち直しの動き」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090529NTE3ITZ0126052009.html


鉱工業生産指数は景気動向指数のひとつです。
有効求人倍率や輸入通関実績などと同じ景気一致指数のひとつとされています。


そのため鉱工業生産指数は今の景気状態を判断する上で重要な指標といわれています。


さて、そんな鉱工業生産指数ですが3月、4月と2ヶ月連続で上昇したそうです。
つまり今の景気はやや上向き傾向になってきたというのが指数から読み取れる景気判断となります。


となれば、このまま日経平均株価も上昇するのではないか・・・?
そんな期待もありそうですが、果たしてどうでしょうか。


私は株式相場を動かすのは景気ではなく投資家心理だと思っています。
そのため景気が良くなっても投資家心理が冷え込んだままなら、株価は上昇しないと考えています。
(もちろん、景気が良くなれば投資家心理も良くなるというのが今までの傾向ですがw)


で、今の相場状況はどうかというと・・・投資家心理が弱気から中立に戻りつつあるのではないかと思います。


GMの破綻でもダウ工業平均株価が急落したり、米ドル安に向かったりすることなく相場は非常に落ち着いています。
もう景気後退は峠を越えたというのが一般的な投資家心理ではないかと思います。


また、テクニカル指標を見ても日経平均株価が200日移動平均線を越えてきました。
200日移動平均線は相場の大きな流れを見る指標として多くの投資家が見ているため、日々線が200日移動平均線を越えてきたことで、投資家心理もぐっと和らぐのではないかと思います。


このような状況で鉱工業生産指数で強い数値が出たわけで。
これは株価上昇への期待がいっそう高まったと言えるかもしれません。


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