東京、週足転換線好転

[映画ずきのしんちゃんさん]

11日の日経平均は、９４５１．９８（＋１９．１５）。さすがに頭が重くなってきたが、転換線、基準線の上で、ボリンジャーもプラス２σの上を維持。目先まだ上昇基調である。ついに週足の転換線も基準線を上にぬけてきており、ボリンジャーも外に広がりつつあり、週足の雲がゆくてに１０２１３にたれこめているものの、上昇基調の形が整ってきた。

１１日のダウは、８４１８．７７（＋１５５．８８）。こちらも日足のRCIが天井を打ってきており、頭が重くなりそうだが、転換線、基準線の上で、ボリンジャーもプラス２σの上で上昇基調である。

一方ドル円は、９７．４１。基準線９８．５２を割り込み、転換線９７．６１も下回った。MACDもゼロラインをきりそうである。目先は円高にふれるかもしれない。前回の円の高値９５．６３、雲の上限９６．６４あたりが節目となりそうだ。週足、月足も三角持合になっており、どちらにはなれるか注目だ。月足ではMACDも上昇しているので長期トレンドはなおドル高だが、週足は、まだ基準線９４．３０を維持しているものの、転換線９８．３５を割り込んできていて、三角持合を円高方向に離れつつあるようにもみえる。このまま円高方向がすすむと、東京には悪い影響がでかねないので懸念材料となりそうだ。

ストレステストについては、あれこれと批判がでているようだが、金融株はひきつづき上昇しており、どうやら市場では金融不安は遠のいているようである。目先調整があっても、中期も明るい雰囲気になってきている、