ナリユキさんのブログ

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米国で株高が続いている理由

昨日(2009年5月4日)のニューヨーク証券取引所ではダウ工業へ印株価が200ドル以上上昇し、終値8,426.74ドルで取引を終えました。
日本ではゴールデンウィーク真っ最中ということで、証券取引所もお休みですが、このままの流れが続けば明後日(2009年5月7日)には日経平均株価も大幅上昇となるかもしれません。

では、その可能性はどのぐらいあるのでしょうか?
それに関して、メルマガにちょっと気になるネタが載っていました。


▼ECRIが夏の終わりに景気は底を打つ可能性があると発表
http://www.businesscycle.com/


えー、すみません、英語サイトです・・・

ECRIは経済循環調査研究所(Economic Cycle Research Institute)という米国の民間研究所です。
日本では有名ではありませんが、米国では影響力の大きな研究所のひとつとして認識されています。


そんな研究所が米国経済の底打ちを予測している・・・
これは見逃せないかもしれないと思って、ちょっとだけ内容を読んでみました。


経済の先行きを予測する場合、新規求人数や機械受注などの先行指標を見て判断しています。
ところが、ECRIでは単純に先行指標を見るのではなく長期平均と短期平均を見て判断しているようです。

で、実際の指標がどうなっているかと言うと、指標が最近4ヶ月間で上向きを示しているそうです。
(リンク先ページグラフのUSLLIとWLIをご参照下さい)

しかも過去75年の統計を見ると、4ヶ月連続で上向いたときには景気後退から回復局面に向かっているそうで、今回も4ヶ月連続の上昇トレンドを示したことから、近いうちに米国経済が底打ちするのではないかと予測しています。


ちなみにECRIは前回2001-2003年時の景気後退局面・景気回復局面のタイミングを見事に言い当てているそうです。
となると今回の予測もひょっとしたら当たるかもしれません。


が、その一方で気になるのが為替です。

1ヶ月ほど前の4月上旬に米ドル/日本円レートが100円を超えてからというもの、96-99円をウロウロとしています。
米国の景気回復に本当に自信があれば、もっと米ドル高(つまり円安)に向かっても良いのではないかと思います。


そう考えると、投資家の間にはまだまだ米国経済の先行きに不安を感じているのかもしれません。


とはいえ、長い目で見れば、今は株の安値圏だろうと思います。
有望な銘柄あればまだまだ買い込みますよ~w


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