欧米各国で豚インフルエンザの触手が伸びてはいるものの、現時点で香港には達していない。今までSARZEとか鶏インフルエンザとか奇異なるものを経験してきた異質な国である香港。死者が出なければ平常通りかもしれない。香港市場は急反発というか前日売られすぎていた分、ある程度買い戻したに過ぎない。割安だと思っている銘柄を優先的に物色したのだろう。基本的には株式市場は底を打ったと思ってはいるが、豚インフルエンザという厄介な来客が突然あったこともあり、今のところ何とも言えない。とりあえずは様子見。中国株四半期速報2009年春号/亜州IR株式会社
