しぶとい

[映画ずきのしんちゃんさん]

２４日の日経平均は8707.99（ー139.02）と下落。転換線8821で頭を抑えられているが、基準線8485はかなり下。下値が切りあがっており、なかなかしぶとい。RCIはまだ下降しており、下押しの圧力はなお強いが、週足のボリンジャーは広がりつつあり、底堅い印象ではある。

ダウは8076.29(+119.23)と上昇。転換線7991を抜けてきた。週足基準線8061もわずかに上に抜けてきており、この水準を保ってゆけば基調は上昇に好転しつつあるとみることができるが、まだはっきりしない。

ドル円は９７．１７。基準線98.35を大きく下にわってきており、目先はドル安円高に動いている。週足転換線97.09はまだ維持しているので、中期的な基調は転換しているとはいえないが、週足ボリンジャーはバンドが狭まっており、円高への中期的転換の可能性もあり、要警戒である。

アメリカンエキスプレスやフォードの決算が予想より良かったということでNYは続伸。ストレステストの行方はあまり気にされていないようだ。時価会計の緩和でストレステストは乗り越えられるとみているのかもしれない。株価の指標は底堅いが、為替が円高に動く可能性もあり、先行きはやや不透明で様子見が強まっているとも思われる。