22日の日経平均は、8727.30(+15.97)と小幅上昇。昨日の200円近い大幅な下げのあと反発したが戻しがいかにも鈍い。転換線8840をきってしまっているが、基準線8396まではかなり距離がある。週足も基準線8258のまだ上にあるので、なお、中期の上昇基調にはある。

NYダウは7886.57(-82.99)と下落。転換線7970を割ってきているがまだ基準線7681、雲の上限7779は維持している。日足のRCIは下降していて、これからしばらくは調整に入るリズムである。週足基準線8061を抜けそうになったが、結局頭をおさえられているところで、中期基調が上昇に迎えられるかどうか、重要な潮目になっているが、やや苦しくなってきている。

ドル円は97.96。日足基準線98.35を割ってしまっており、調整局面になっているが、週足の基準線94.30転換線97.09の上は維持している。週足基準線を維持できるかどうかが問題だが、週足ボリンジャーがせばまってきており、ドル高局面が一服しそうになってきているので要警戒だ。

アメリカは金融機関の決算がでたものの、ストレステストの結果をにらんで神経質。GMが負債返済計画がないと発表して破綻懸念を強める一方、住宅価格は下げ止まりの様子もでてきた。ガイトナー氏は金融機関の自己資本は十分といっているものの、結局は時価会計を緩和して問題を先送りしているにすぎないのではないかという懸念は残る。
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