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日経ヴェリタス48号(ヘッジファンド情報)より
ヘッジファンド情報(日経ヴェリタス48号より一部引用)
日経ヴェリタス同17ページ
「解約凍結は正しかった」
米ヘッジファンドのヴァレンス幹部に聞く
ヘッジファンドの運用残高グラフも参考になる。
「ファンズオブファンズが、資産内容にかかわらず換金を最優先し、解約要請が止まらなくたったのです。この不合理な状況に直面して09年9月まで一時的に解約を凍結することを決めました」
以上、日経ヴェリタス記事より引用
<(_ _)>
サブプライム問題以降、ヘッジファンドの運用成績は
絶好調のCTAを除き急速に悪化した。
現在、そのCTAもこれだけゆさぶられるとダメです。
唯一元気なのは、「空売り筋」です。
(^^ゞ
当然、日本の投資信託と同じ、
いやそれよりもはるかに早く
大量にヘッジファンドへの解約がでている。(現在進行形)
日本のプロと名の付く人が運用している
投資信託の成果に怒っている投資家もいるが
世界では、それ以上に
ヘッジファンドへの投資家も怒っている。
(・へ・)!
ヘッジファンドは、日本の投資信託と違い
ロックアップ条項や、ゲート条項があるので
簡単に解約させてくれない。
日本の個人投資家にも多いように
契約内容を詳しく見ている人は意外と少ない。
契約条項は
顧客に不利なことは
「見落としやすく」
(~_~;)
「わかりづらく」
(・.・;)???
そして
「小さく」
(@_@;)
書いてある。
ヘッジファンド劇場では
出口に投資家が殺到しているので
出口の数を制限しているイメージでよいでしょう。
(>_<)
ヘッジファンドへの逆風は続く
日経さんでも報道されているように
規制がバンバン強化されている。
今まで、ハイ!ハイ!といってお金を貸していた銀行が
突然
「お金返してちょうだい!」と言い出した。
ビックリ!!
カルパースなどの巨大な年金基金も
ヘッジファンドから資金を逃避させた。
インベストメントバンクの中小のヘッジファンドへの
貸し出し金利は20%になっているとのこと。
(貸しませんよ!と言っているのと同じ。)
20%でお金を借りて運用するファンドは、ありません。
すでに多くの人が実感している通り
実体経済の急速な悪化が進行している。
へッジファンドビジネスは、再編されるでしょう。
いずれにせよ、おおきな転換期を迎えている。
「そのようなことと、株価と何の関係があるの~」
(・・???
と言っている投資家の話を聞いたことがある。
大いに関係がある。
このヘッジファンドが
まともでないもの(証券化商品)を持っていただけでなく
ロング&ショートなどで
まともなもの(優良株)を買い持ち(ロング)をしていた。
そのヘッジファンドが、ポジションをしめれば
長期投資家好みのいい会社の株価の下げがきつくなる。
この構図が、理解できなかった長期投資家は
いいものほど売られたので
「おかしい」と思ったかもしれません。
マクロ経済調査や企業業績も重要ですが
需給を見落とすと株価形成は、わからないと思う。
株価と金利の関係も投資のイロハニホヘトの「イ」です。
需給は、こらから大変厳しくなる。
国民年金や金融法人などのお化粧買いが終わるでしょう。
短期の株価は、ヘッジファンドの御心次第です。
理由は、長くなるので省略しますが
短期的には、直近のように
株価が上昇することがありますが
それは、間違っての上昇です。
間違いは訂正される。
世界の中央銀行が、ジャブジャブにお金を供給しているが、
複雑なデリバティブ障害となって銀行で止まっている。
くわしくは、銀行の幹部クラスに聞けばわかる。
ファンダメンタルズへの乖離はどこかで修正されます。
おしまいです。
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