連日の米国市場の続伸を受けて、外部環境は大幅に改善している。バッドバンク構想の中身について市場から好感されたことも大きいが、併せてGM,クライスラー再建問題に付いても、どうやら最悪の事態は免れそうな予感もする。依然として不透明感はあるものの、以前のようなもうすぐ破綻してしまうかのような雰囲気はないように思う。それにしても、連日の株高により、値動きはやや性急な感もある。そろそろ利益確定の売りがでてきてもおかしくはない。今後の流れとしては、今まで大型優良株が物色されていたが、割高感もでてきたので、いったん手じまいし、出遅れ中堅株に投資マネーが流入していくと思う。業績見通しを基に割安なものが買われていくと思う。今日は週末だし、売り圧力が強くなる予感。中国株四半期速報2009年春号/亜州IR株式会社
