ずるずる安値更新

[映画ずきのしんちゃんさん]

3月９日の日経平均は７０８６．０３（－８７．０７）と下落が続いて、ざら場安値が目前となっている。日足のＭＡＣＤも頭を下げ始めており、弱い。週足ＲＣＩは底に達しているものの、リズムとしてはまだしばらく下げが続きそうだ。

３月９日のＮＹダウは、６５４７．０５（－７９．８７）と最安値を更新中。こちらもＲＣＩは底ばいを続けており、大きく下げる雰囲気はないが、あがるきっかけがまったくないという感じになっている。週足のＲＣＩも底に達しているので、まだしばらくは下げが続く可能性があるが、１－２ヶ月が底になるのではと期待したい。

ずるずると安値更新が続いている。昨年とは違って恐怖指数は低下しているということであり、調整は最終局面という見方もあるが、下げ止まり感はまだでていない。アメリカの金融機関の査定が終わり、不良債権処理の出口がみえるまではどうにもならないということだろうか。街角景気指数にはすこし明るさもみえるようだが、小手先の景気対策では根本的に雰囲気をかえることはできないように思われる。