ひさっちさんのブログ
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特捜 二階氏側を週内に立件へ 西松側は花巻空港受注の為と供述
東京地検特捜部が週内にも自民党二階大臣側も立件へという記事。
これで小沢氏の秘書が逮捕された時、陰謀論だと散々騒ぎ立てた政治家達はなんと言うのでしょうか?
もうこれ自民党も民主党も関係ないでしょ。
小沢氏も二階氏も旧自由党の人間。
諸悪の根はここにありそうですね。
違法献金:二階氏側、週内立件へ 西松建設前社長自ら窓口
http://mainichi.jp/select/today/news/20090309k0000m040089000c.html
準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)の違法献金事件で、前社長の国沢幹雄容疑者(70)が自ら二階俊博経済産業相側の窓口役になり、要望を聞いていたことが関係者への取材で分かった。国沢容疑者は東京地検特捜部に「二階氏側に年1~2回、現金を渡していた」と供述しているとみられ、特捜部は今週前半にも政治資金規正法違反の疑いで二階氏側の担当者らを立件する方針を固めた模様だ。
西松建設では、公共工事受注に影響力を持つ与野党の有力政治家ごとに担当幹部を配置し、議員側を訪問したり、飲食を共にするなどして、献金やパーティー券購入の要望を聞き取っていたことが判明している。
同社関係者によると、二階事務所との窓口役は国沢容疑者の前任の社長が担当していた。国沢容疑者が二階氏と同じ中央大出身だったこともあり、国沢容疑者に引き継がれた。国沢容疑者も二階氏との関係を特に重視していたという。
西松建設のダミーとされる「新政治問題研究会」など二つの政治団体は04~06年、二階派の政治団体「新しい波」のパーティー券計約830万円分を購入している。金額は小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」への献金1400万円に次いで多く、特捜部は二階氏側との密接な関係に大きな関心を寄せている模様だ。
二階氏は6日の参院予算委員会で、国沢容疑者と面識があることは認めながら「政治資金規正法に基づいて適切な処理をしていると信じている」とし、2団体の代表者については「面識の記憶はない」と答えている。
西松建設側「空港工事に期待」 小沢・二階氏献金、花巻で65億円受注
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090309/crm0903090231001-n1.htm
小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、西松建設側が東京地検特捜部の事情聴取に対し、政治家側への違法献金について「空港工事の受注を期待していた」という趣旨の供述をしていることが8日、捜査関係者の話で分かった。西松は、小沢氏の地元・岩手県の花巻空港の関連工事を受注している。二階俊博経済産業相も運輸族の大物として知られており、小沢、二階両氏側の献金やパーティー券購入の額が突出していたのは、西松が空港利権などを狙ったものだった疑いが新たに浮上した。
特捜部は今週前半にも二階氏側の政治団体について、同法違反容疑で強制捜査に乗り出す方針を固めたもようだ。
岩手県の資料などによると、西松が受注したのは、岩手県が発注した花巻空港の関連工事。西松は平成14年、鹿島など2社と共同企業体(JV)を組み、誘導路や滑走路延長などの空港用地造成工事を約50億円で落札。同JVはその後、15年までに用地造成など5件の関連工事を計約15億円で受注したが、5件とも競争入札を実施しない随意契約だった。
捜査関係者によると、西松の元役員は特捜部の聴取に、「小沢氏側への献金は東北地方で受注拡大を図るため」と供述。西松は岩手県の胆沢(いさわ)ダム関連工事で、陸山会の会計責任者で小沢氏の公設秘書、大久保隆規容疑者(47)に受注の口利きを依頼していた疑いがあることがすでに明らかになっている。さらに、政治家側への献金について「空港工事受注も期待していた」という趣旨の供述をしていることが新たに判明した。
西松関係者によると、西松の献金は小沢氏側が12年間で2億円近くにのぼり、金額が突出。二階氏側にも16~18年で838万円分のパーティー券代を計上し、自民党議員側では最も金額が多い。
捜査関係者によると、二階氏側は、二階氏が代表を務める「自民党和歌山県第3選挙区支部」などが18年以降、西松側から社員の個人献金を装った偽名献金を年間300万円前後受けていた疑いもある。
小沢氏は、東北の工事に影響力を持つとされ、運輸相などを歴任した二階氏も空港などの運輸行政に影響力があるとされる。特捜部は、西松が小沢、二階両氏側に重点的に献金したのは、空港工事も目的だったとみているもようだ。
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関連銘柄:
西松建設(1820) 鹿島(1812) -
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これが事実とすればまるで893そのものですね。
「公共工事受注の保険」
小沢氏側に献金の業者語る
岩手・奥州
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2009-03-09/2009030915_01_0.html
準大手ゼネコン「西松建設」が、民主党の小沢一郎代表側に、二つのダミー(隠れみの)団体を使って違法な献金をしていた問題で、小沢氏の公設第一秘書大久保隆規容疑者(47)が政治資金規正法違反容疑で逮捕されて間もなく一週間。小沢代表の地元岩手県奥州市で小沢氏に献金していた建設業者らが、「小沢王国」とまでいわれた実態を語りました。(阿曽隆)
県内でも国や県の大型公共工事を受注していた西松建設が、小沢氏側に違法な献金を繰り返していたことが明らかになり、小沢氏に献金し支えてきた地元建設業者の間でも動揺が広がっています。
小沢氏のポスターが街中に張り巡らされ「小沢一色」の奥州市。
「小沢さんの事務所の力は大きく無視できませんでした」
毎年小沢氏側に五十万円の企業献金を行っていた建設会社社長は重い口を開きます。国交省や岩手県の公共工事を中心に仕事をしていたこの社長は、「献金は公共工事を受注する上での保険のようなもの。自分だけ払わないことはできない」と明かします。
社長は小沢氏の選挙でも、他の建設業者とともに応援して走り回りました。
小沢氏が代表を務める地元の民主党岩手県第4区総支部の政治資金収支報告書をみると、献金の大半は公共工事を受注する建設関係の会社が占めています。
「小沢さんのところはお金に執着がありすぎる。気に入らない相手は排除される」というのは別の建設会社社長です。
この社長は、毎年約五十万円を小沢氏側に献金していました。しかし、不況になり献金を断るかどうか迷ったといいます。
そのころ、衆院議員会館で、大久保容疑者と偶然出会いました。「部屋にあいさつに来るようにいわれ、新幹線の時間を理由に断ったところ、露骨にいやな顔をされました」。その後、「私は、はじかれてしまった」といいます。
社長は強い口調でいいます。
「小沢代表は(献金は)合法だといっているが、尋常な金額ではない。それを毎年、額を決めて出させるなんて強要そのものではないか。真実はどうなのか、自らの口で明らかにしてほしい」