映画ずきのしんちゃんさんのブログ
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日米とも自律反発
3月4日の日経平均は7290.96(+61.24)と小幅に上昇。しかし転換線7344にもとどいていないので、自律反発の範囲。ただし日足のRCIは反発しており、このあたりで目先さげは一服する可能性がある。週足も依然下降基調だが、週足RCIは底に近いので、1ヶ月前後で底入れの期待をもちらいところだ。
4日のNYダウは、6875.84(+149.82)と反発。とはいえ、転換線7160はまだ遥か上で、自律反発としても弱い。ただし日足のRCIは底を張っていて、やはり下げは一服しそうだ。週足のRCIも底なので、底入れの期待をもちたい。
一方ドル円は99.09。基準線、遅行線が雲の上限とぶつかっていたが、そこを抜けてきたので、目先はまだドルが強くなる可能性がある。週足も基準線98.13を超してきており、MACDも上昇中である。節目を越してきているので、しばらくドル高への動きが続くのではないか。
中国の景気対策を期待して反発といわれているが、自律反発の域で、基調は依然として下降。アメリカの民間雇用統計も悪く、まだ本格上昇の機運はつかめそうもない。ただバッドバンク構想の具体化がすすんでいると報じられており、内容が説得的なものであれば、金融不安がおさまってゆくきっかけにはなりそうだ。ドルが堅調な背景には、リパトリエーションがあるとかいろいろいわれているが、チャートでみると、中期的な動きであり、アメリカの政策当局の対応への期待が、欧州や日本に比べて相対的に高いことがあるようだ。
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