はるるっぴさんのブログ
ブログ
PER
昨日、証券会社の見学に行った。
証券会社のボードの前の会話を聞いていると
少々おもしろい。
全く、関係のない警備員に文句を
ブツブツ言っている投資家もいる。
警備員さんに言ってどうするのでしょうか?
受付の証券レディに言っている人もいる。
忙しいのでやめてあげたらよいのに…
その証券会社の舞台で
数が月前、短いお昼休みにブースで話をしているとき
隣接するブースの向う側の証券マンの声が聞こえてきた。
「だから、政治が悪いからダメなのですよ~」
(・へ・)!
しかし、これ以上政治は悪くならないとも言える。
政治については
証券会社得意の
「材料折り込み済み」
と言ってもおかしくない。
(ひとつの考え方です。)
さらに
「日本株のPERは安いですよ~」
「1989年のバブルの水準と全然違います。間違わないで下さい!」
と話をされていた。
これも、言っている方が、間違っている。
話を聞いた翌日くらいから
日本企業の業績見直しが続き
日本株のPERは急騰した。
話が変わって、
ある専門家が、日産自動車株を推奨していた。
理由は「配当利回りが高水準にある!」だった。
配当金額は、変わらないと思っているのでしょうか。
(・・?
わたしが、少し前、ある会社に始めて行くときに、
その会社に行った人に目印を聞いた。
答えが
「会社の前にシルバーの日産の車がありますよ~」
「それが、目印です。」
と言われた。
車は動かないと思っているのでしょうか?
(~_~;)
専門家も同じレベルの人が多い。
景気がよく株価が上昇すれば、強気論を競い
景気が悪くなり株価が暴落すれば、弱気論を競う。
その人の話を聞いて儲かりますか?
(儲かるといった表現は好きではないが、わかりやすくするため。)
今、日本経済は、嵐の中にいる。(日経ヴェリタス誌より)
前の嵐のときは、外国資本が入ってきた。
今は、それどころではない。
逆に「助けてください~」と言われている。
やめてください…(余裕ありませんけど)
(>_<)
日本は、幸いマスコミの悪いニュースのおかげで、
将来の不安があり、貯蓄志向が高い。
個人金融資産が多い。
本当は、お金を一杯持っている
ご年配の投資家が助けることができる。
嵐が過ぎてから、助けにきてくれるでしょう。
(^^ゞ
日本の政策当局による株価対策に期待したいが
積極的に上値と買ってくれないと思う。
日本株が調整(暴落)したときの下支え効果は期待したい。
それによる空売りの買戻しもあるが
短期の難しい世界です。
ファンダメンタルズが悪いのは現実でしょう。
以前、日記にも書いたように
野村證券の若手エース(女性)が言っていた。
(顔が引き締まっていて、賢そうなのがすぐわかる。)
「日経平均7000円割れまで、株式の買いは推奨しません。」
「目先6100円~6400円と考えています。」
直近のAIG救済は、TARPに対する不信感を増すことになると思う。
話しの内容が勉強になるので、
その証券レディ(普通のスキルと違う)と
また話をしようと思っている。
その方は、ノルマ証券の方ではなく、野村證券の方です。
さて、
ひとつ大事なのは、世界の投資家の視点で見ることでしょう。
世界の投資家から見れば、日本のPERは割高になっている。
長期投資家は、「営業利益」の流れを重視するが
PERも無視しない。(私見)
まして、今は平常時ではなく、異常時です。
教科書では、日本を中心とする世界地図をよく見る。
アメリカ、ヨーロッパ、中国を中心とする世界地図があってもよい。
違う景色が見えてくる。
(・o・)!
いつもノルマ営業に邁進する証券会社は
トルコリラ建て債券や中国上海A株や
ブラジルレアル債なども販売しているようですが
やめてあげてほしい。
(^_^;)
何も知らないで買う人がかわいそうです。
先日、メガバンクに寄ったときも
今までホコリをかぶって置いてあった
中国株ファンド
インド株ファンド
ロシア株ファンド
のパンフレットが、すべてなくなっていた。
次に、パンフレット入れのところに何が入るのか
不気味な気がする…
(・.・;)
これから、2月の野村総研の
リチャード・クー氏のリポートを読もうと思う。
長期投資家には、さらに
「グローバルセンス」
が必要になるでしょう。
おしまいです。
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。