ホンダの社長のご発言

[はるるっぴさん]

ひとりごと日記です。

出先で取引している証券会社に少し寄りました。

フロントサービスの営業員さんに
知りたいことを3つ質問すると

すべて

「わかりかねます。」

と営業スマイル付きで答えが返ってきた。

(^^♪

証券会社なのに…


「わかりかねますニコニコ証券」

と社名を変えてもよいと思う。


先日、たまたまWBSを見ていると

みずほ系の専門家が

「GMが破綻すると、部品メーカーまで影響する。」

その点を強調されていた。

編集でたくさんカットされていると思うが
そこだけ聞くと

いかにも、専門家らしい無難な答えだと思う。


しかし、

GMが破綻するともっとも大変なのは
GMの社債も含まれている

CDOに多大な影響がでることです。

その破壊力が誰にも理解できない。

物理学者や数学者が作っているものだから
素人にはさっぱりわからない。
（核爆発の威力がわからないのと同じ。）

さらに、GMを救済すると部品会社も

「わたしたちも救済して下さい～」

となるでしょう。


GMを救済しても、救済しなくても問題が残る。


救済されれば、GMはアメリカ国有自動車会社になってしまう。

そうなると、愛国心の強いアメリカの人々は
アメリカ国有の車でないトヨタやホンダの車を買うのは

「おかしい」

とする議論が出てきてもおかしくない


トヨタやホンダにも
GMやクライスラーの問題は、大問題だと思う。

悩ましい。

(~_~;)


「部品会社にも影響する」と言っている程度の
市場関係者のスキルは、年々下がっているような気がする。

知っている人も多いと思いますが
メガバンクはすでに優秀な人財が流出している。
（全員ではない。）


さて

報道されているようにホンダの社長が変わる。
専務が昇格される人事を発表されている。

時代の転換と同時に経営者もチェンジされるようです。


世界のHONDAの現経営者の言葉が印象に残った。

「今起きているのは、繁栄の100年から次の100年への変わり目の危機だ」

ホンダの社長の言葉は
安っぽいマスコミたちの言葉（みんかぶ会員の言葉を引用）より

はるかに重い。

(^_^;)


本では、読んだことがあるが

ホンダの汗と努力の苦難の歴史を
なかなか理解できないと思う。


ある自動車部品メーカーの社長が次のように言っていた。

「自動車産業は必ず世界で成長する。」
「今は、歯を食いしばって、苦難を乗り越えるための最善を尽くす。」

応援したい。


今日の世界危機は
複雑なデリバティブ（金融派生商品）市場の崩壊による。


たとえると

原子力発電所は、機嫌よく動いているときは便利だが
ひとつ間違って爆発すると放射能汚染で大変なことになる。

今、そのようなことが起きている。

(・o・)！


デリバティブは、原子力発電と同じように
その構造は複雑難解になっている。


個人的には、好きではないヘッジファンドビジネスは

お肌の曲がり角に来ている。
（厚化粧でごまかせなくなった。）


ヘッジファンドビジネスの縮小により
ポジションを手仕舞いするロボットたちによる

買いと売り（売りが多い）が続くだろう。


さらに欧米人による、外国株投信の解約が続いていると
証券マンから聞いた。ありえると思う。
（日本株は、外国株投信の組み入れ銘柄になる。）


今回の問題の本質を正しく理解されている経営者と
そうでない経営者とでは

将来「世界危機の霧が晴れたとき」

大きな違いが出てくると思う。


「体験してはじめて身につくんだなあ」

相田　みつを


おしまいです。


あすは、時間なしで日記なしです。
あさって以降は、未定です。