はるるっぴさんのブログ

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キヤノンの苦境を考える

現場からの情報によると
(親せきのキヤノンの研究員など)

日本はものすごく深刻な状態になっている。
(明るい話もあるが、今回は省略します。)

日本の代表的な企業が軒並み赤字決算になっている。

来年、赤字の予定だったのが、今年赤字になった。

(・o・)!


トヨタの渡辺社長のお言葉を借りると

「予定を上回るスピード、広さ、深さで世界経済の悪化がすすんでいる。」


わたしの友人の自動車会社の幹部の言葉を借りると

「大変厳しい状況になっている。」

(~_~;)


いずれにせよ、マスコミ報道でもあるように
世界経済の悪化が深刻化している。


日本を代表する国際優良企業の一社である

キヤノンを例にとる

よい話をひとつだけ書くと
円高で原材料輸入コストが下がっている。


あとは、良くない話が多い。

世界の需要が急速に下がっている。
デジカメひとつでも、70%を海外で売っていた。

プリンター、カメラなどの売上が
驚くべきスピードで落ちているらしい。

(@_@。


デリバティブの崩壊によるものだが
その破壊力は、想像以上にすごい。


さらに、急速な円高により為替のダメージを受ける。
急速なので、ヘッジ効果も薄いだろう。


正確には、円高ではなく、円安修正です。
長期投資家は、市場関係者ではないので

間違わないようにしましょう。


為替を見る場合
インフレ率(物価上昇率)も見ないといけない。


今までの円安が、異常だった。

証券会社のノルマ営業の効果もあった。

(^^ゞ


しかも、キヤノンは
日本でもデジカメ売上No.1と言われていますが

機種が多いので

価格抵抗力が弱い。


一部の専門家の間では
豊富なキャッシュをもっているから

大丈夫とする論調がある。


しかし、手元流動性には、限りがある。

専門家の話は、机上の空論が多い。

(わたしの意見は内容的には幼稚ですが
常識的な視点で物事を見るようにしている。)


人件費は大きいので、派遣問題は
良い悪いは、別として

経営者の立場から見れば
厳しい選択肢のひとつであることは事実です。
(もちろん、好ましいことではない。)


キヤノンは大分工場の問題で
マスコミたちからもいじめられている。


それどころではないのに

「泣きっ面にはち」

(>_<)


日本を代表するキヤノンですらこの状況。


ソニーも厳しい。

PS3は、売れば売るほど損すると
野村證券の営業マンに教えてもらったことがある。
本でも見たことがある。

売れば売るほど損する。

(・・?


それが、今の経済状況や為替水準から見ると

これは、キツイ
とんでもない状況にある。


日本を代表するキヤノンやソニーですら
このような状況になっている。


他の、財務内容が良くない会社は、どうなのか?

容易に想像はつく。


このピンチをチャンスに変えることができる企業が

将来大きく成長すると思う。


それが、キヤノンやソニーになるかもしれません。
(わかりません。)


長期投資家にとっては
そのような企業を捜すチャンスでもあるでしょう。


長期投資家の考え方のひとつ

世の中、想像できることは、起きる可能性がある。
なぜならは、想像もできないことも起きるからです。

多くのシナリオを考えることができる投資家が
優秀な長期投資家だと思う。


おしまいです。


あすは、時間なしで日記なし。
あさって、以降は、未定です。
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