マーク・キングドン
キングドンはグローバルエクイティのロング・ショートのヘッジファンドである。
マクロトレーディングに対立するものとして株式投資を重視している、理由は株式投資では特定の会社を見張っていればほかの投資家よりも多くの情報を得ることができるから。
リスクヘッジには現預金、先物、オプション、空売りを使用。
企業価値、ファンダメンタルズのトレンド、業況判断のテクニカルが基礎。
重要なのは企業価値(資産、収益)、収益力、相対価格モメンタム。
流動性を重視し、保有株数は一日の出来高を下回る。
ルールは
・損失を少なく抑える
・損失を少なく抑えるルールを忘れない
・証券とその業界についてウォール街がどのような変数を考慮しているのか見破ること
※3つ目のルールはソロス氏の理論に似たものを感じる
評価の高い銘柄は売りに出すことを考える。
買値を15パーセント下回った銘柄は手仕舞いをする。
レバレッジは利用しない。
1984年、1994年がマイナス。
1988年、相当な強気相場でないかぎり、完全に投資する必要はないことに気づく。
※持っている金すべてを投資する必要はない、という意味と理解。
人間にとってもっとも難しいことは部屋で静かに座っていること。しかしそれが正しいならするべき。
「すぐに逆転してしまうような誤った激しい動きが頻繁に生じています、私たちにとっては反対取引をする良い機会になっていますが」
※最近の日本市場も非常に価格が壊れやすい状況にあるし、また、人気株が変な値をつけているように見える。やはり売りを覚える必要がある。