えびプリッツさんのブログ

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J-REITについて考える(2)

投資歴3年。素人の独り言日記です。

J-REITと株式を通して感じた違いを書きたいと思います。

売買方法)
1銘柄(JQ)を除いて東証1部扱いで、株式と同様の注文方法が可能ですので各自が得意な方法で注文可能です。

変動幅)
(最近は)結構大きいです。時価総額の小さい銘柄だと、目立ったNEWSもないのに、ストップ高/安が起きたりします。これは、個人保有の割合が少なく、金融機関と海外投資がほとんど(8割程度)を保有している事に起因するのかもしれません。良くも悪くも大口投資家の方針に左右されるのか、午後(特に引け際)に大きく動くように思います。

判断指標)
PBRや格付け等、株式と共通項目もありますが、それよりも、分配率(株式での配当率)、物件稼働率、借入金(短期/長期)状況が重要な項目になります。また、オフィス系、住宅系など、各REITの得意分野で特色が出ます。

REITは、株式と違って銘柄数も少なく、銘柄の判断指標は基本的に一緒なので、少し覚えれば比較はしやすいように思います。

情報源)
基本はREIT比較ポータルや各REITのHP(IR)情報が基本となります。下記メールサービスを使うと登録銘柄のサイト更新時に自動(無料)でお知らせしてくれるので便利です。
http://www.japan-reit.com/j-reit-now/index.html

個人的な見解ですが、REIT情報のスピード感は個人も機関投資家もほとんど変わらない気がします。株式だとBAD-NEWSが出た時には、個人投資家は、既に時遅しという事が多いですが、REITだと寄付で無難に売り抜いた後、午後にストップ安なんていう事が何度かありました。

決算(分配)時期)
基本は年2回ですが、株式のように期末に偏ったりはしておらず、かなりバラバラです。上手く分散すれば毎月分配があるようなポートフォリオを組む事も可能です。

まとめ)
情報源が少なく、特殊な面はありますが、個人と機関投資家の差が比較的少なく思えるので、銘柄選定次第ですが、面白い投資対象だと思います。
比較が面倒な方は、投資信託やETFなどもありますが、良し悪し関係なくごった煮で費用面で割高な気がしているので、ETFは参考指標としています。本格回復は米国の土地価格の底が見えてからだと考えていますので、今は、財政状況が良さそうで、かつファンド等が換金(投げ)売りしたような値動きの銘柄を気長に拾って、分配金を楽しみに保有しています。
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