先ほど21:00に発表された政策金利は現行の2%から0.50%引き下げると報じられた。下げ幅は市場予想通りであったため、為替的には特にサプライズはなかった。ドル円もやや円高気味で推移しているが目立った反応は見られない。米国は今日の深夜(9日1:00)にオバマ大統領の演説を控えており、市場は注目していると思われる。内容が良ければシンプルにドル買いにつながるとは思うが、明日の雇用統計の中身を見てみないと楽観できない。今月のヤマ場であり、目先の方向性が定まるきっかけになると思う。世界の株式市場は当面米国に左右されるため、しばらくは乱高下気味に推移する。