1月20日にオバマ新政権が発足することから期待感から株高になりやすい地合いにあるが、今週の金曜日に注目の12月雇用統計を控えており、手放しては喜べない状況にある。11月の雇用統計は最悪であったこともあり12月も恐らく悪い数字であることはほぼ間違いないが、実際どの程度の落ち込みかによって市場の反応は違ってくる。落ち込みが限定的であればポジティブサプライズとなって投資マインドは大幅に改善されるきっかけになると思う。今週の前半は買いが優勢になるかもしれないが、週末の雇用統計が市場に意識され始めれば利益確定の売りが優勢になってくると思う。来週以降の相場は雇用統計の結果しだい。今週はさておいて。