さて。ぼける話のついでに、身近に観察可能なひとびとのことをちょっとまとめてみます。
1.夫婦共に高齢でぼけていないひとびと。
仲良く会話しながら散歩しておられる。会話の中身はそれぞれのようだが、共通の話題、興味があったり、ほとんど意味のないたわいもないが、それぞれが分かった風な雰囲気で和んでいる風だったり。
ふとしたことが気に障ったり、反感を持つようではその道は遠いですね~。
2.夫婦のどちらかがぼける場合。
わたしの知る限り、ほとんどが、ご主人があまり身の回りのことをしなくなりぼけていくのに対して、奥様のほうは、社会との関係とか、家のことであれば、それこそご主人のことや普段の食事のことなどなどあれこれ心配ごとが多くてぼけている暇がない、ってとこです。
3.ひとりになったひと。
男のひとり、というのは非常に少ないです。ほとんど婆さんが残るのですが、周りとのコミュニケーションが不得意なひとはどんどんぼけていくようです。何かにつけて会話は大切ですね。
ヘルパーの経験者の話では、なるべく身の回りのことを自分でさせるようにするらしいけど、言うことを聞かない頑固者は、せっかく周囲が気を遣ってあげてもぼける予備軍になっちゃってるようですね。