激変の2008年も残りあとわずかとなりました。金融市場にとっては100年に1度の危機と言われるくらいでほとんどの方が未知の世界での戦いになったのではないでしょうか。自分自身も投資姿勢に変化がありましたので今年を振り返り総括したいと思います。
数年前までは現物株式投資しかしておらず、裁量トレードで売買を行い、下落局面では塩漬けが当たり前でした。去年の9月にFPの資格取得のため、日夜猛勉強をし金融資産運用についてもとことん学びました。そこで日経225先物を知り、半年間の調査を実施し、現物株へのリスクヘッジの方法や裁量トレードの欠点を知り、さらに相場観に頼らない方法でのトレードを追及しました。
3月のベアー・スターンズの救済の翌日から新たなトレード方法『メカニカル・トレード』を実行しました。結果から言うと、大成功でした。300万円の資産が3500万円へ拡大しました。特に10月の下落局面では爆発的な利益を得ることができ、今までの現物株のみの投資では決して味わうことができない達成感でした。
今年は3月のベアスタ救済で金融危機が始まり、9月のリーマン破綻で危機の深刻さを知り、12月にはビッグ3の経営不安で金融から実体経済への悪化を決定付けたと思います。
日経ヴェリタスをはじめ、各紙では今年の相場は過去の経験値や法則がまったく通用しないとされており、自分自身もそのとおりだと思いました。それが100年に1度と言われる所以だと実感しました。その相場の中で私が成功した理由は、やはり裁量トレードからメカトレへ変化したことに尽きます。
投資に対する成功とFP資格取得(7月)とは密接につながっていてこれからの人生に多いに役立つことになると思います。
来年のことについては【2009年抱負】に記載することにします。