FOMCと金融政策決定会合を通過

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅高となった(DJIA +522.09 @42,025.19, NASDAQ +400.68 @18,013.98, S&P500 +95.38 @5,713.64)。ドル円為替レートは142円台前半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,077に対して、下落銘柄数は504となった。騰落レシオは113.52%。東証プライムの売買代金は5兆9244億円。

TOPIX +25 @2,642
日経平均 +569円 @37,724円

米国では、前日に米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の大幅利下げが決定されて株式市場が好感している中、新規失業保険申請件数が予想を下回る強い結果(21.9万件<予想23.0万件)となった。これにより米経済は景気後退ではなくソフトランディングするとの期待が高まっており、ダウ工業株30種平均もS&P500も史上最高値を更新した。エヌビディアやAMDなどの半導体関連銘柄が大きく上げて、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も4.26%高で終えた。

本日9月20日の東京市場では、前日の米国株相場の大幅高の流れを受けて日本株全般は上昇し、日経平均の上げ幅は一時800円を超えた。日銀の金融政策決定会合では現状維持が決定され、追加利上げはない。今後も当面の間、日銀が追加利上げするのは難しそうだ。

日経平均の日足チャートを見ると、上向きの25日移動平均線上抜けした。ただ、長めの上ひげを引いた寄り引き同事線となったので今日のところは売り買いの力が拮抗した。明日以降どのように動くかは米国株の動き方次第だろう。

33業種中29業種が上げた。上昇率トップ5は、石油・石炭(1位)、非鉄金属(2位)、電気機器(3位)、銀行(4位)、鉱業(5位)となった。

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