堅実さんのブログ
宮本武蔵(6.9.11)10時07分
この映画は、5部作である。毎年1作ずつ作っていった。原作は、吉川英治の宮本武蔵である。吉川栄治の宮本武蔵も5部作である。吉川英治は、貧しくて、小学校しか出ていなかった。何かの謝恩会(宴会)で、吉川は、小学校の先生をお呼びして、こう言った。
「私には、呼べる先生は、この人だけしか、おりません。先生、来てくださって、ありがとうございました。」周りの人から、すすり泣きが起こる。本当に、よいスピーチとは、美辞麗句などいらない。心のこもった、言葉だけでよい。
「萬屋錦之介生誕90年/『宮本武蔵』全5部作予告編(原版フィルム4Kスキャン版)一挙」東映京都俳優部サイドメニュー特別篇
https://www.youtube.com/watch?v=752POIcGPKc
この映画は、1960年頃からの作品である。
予告編であるが、結構面白い。1作、1作、丁寧に作ってあることがわかる。注意すると、映画「ベンハー」の戦車レースの入場場面の音楽が、流れている。(5分55秒後)
小生、高校時代に、この吉川英治の「宮本武蔵」を読んでみた。武蔵は剣を通して、自らを高めることがわかる。
実は、小生には、その後の人生に、この宮本武蔵が大きく影響している。栄治の様に「世の中の全ての人が、我が師なり」という生き方が、宮本武蔵では剣を通して、一つの目標に向かって、一生連続している。
小生も、武蔵を習って、世の中、全てが勉強の材料である。己の生き方は、それは狭いけれど、試行錯誤しながら、真理は何か、どうなっているのかになっている。
今は、株式で、どこまでやれるかになっている。ここには、技術と忍耐が必要である。この辺りから、努力するという生活に変わっている。その結果、世間にうとい人になってしまった。まるで、競馬の競走馬の様になった。
(この5部作の映画を、27歳の頃、お正月に見ました。)
-
タグ:
-
島次郎さん2024/9/11 10:30聞いた話ですが、宮本武蔵は晩年、厳しい稽古をしすぎで、神経痛がひどく、座るのが大変だったらしいです。空手の大山倍達も拳を鍛えすぎて、晩年はペンを持ちづらかったらしいです。努力は嘘をつきませんが、努力しすぎで身体が故障しては、意味がないと思います。
-
堅実さん2024/9/11 10:36島次郎 さんへ「聞いた話ですが、宮本武蔵は晩年、厳しい稽古をしすぎで、神経痛がひどく、座るのが大変だったらしいです。空手の大山倍達も拳を鍛えすぎて、晩年はペンを持ちづらかったらしいです。努力は嘘をつきませんが、努力しすぎで身体が故障しては、意味がないと思います。」そうだったですか。知りませんでしたs。わたし自身、本の読み過ぎで、近視や、禄内障(近視の人はなりやすい)になって、おります。しかし、後悔はしておりません。そては、可能な限り、やってきたという事からです。今でも、可能性への挑戦を、心がけております。しかし、ぼちぼち、終わりになっちゃいました。
-
kouboudaisiさん2024/9/11 15:12何時もお世話になっております。>「萬屋錦之介生誕90年/『宮本武蔵』全5部作予告編(原版フィルム4Kスキャン版)一挙」東映京都俳優部サイドメニュー特別篇予告編5部を見させて貰いました。ありがとうがざいます。その後の「渡世人列伝」鶴田浩二・高倉健・池辺良・藤純子のヤクザ映画もありきたりのストーリーとは言え、それなりに楽しめました。また宜しくお願い致します。
-
堅実さん2024/9/11 15:51kouboudaisi さんへ「「萬屋錦之介生誕90年/『宮本武蔵』全5部作予告編(原版フィルム4Kスキャン版)一挙」東映京都俳優部サイドメニュー特別篇予告編5部を見させて貰いました。ありがとうがざいます。その後の「渡世人列伝」鶴田浩二・高倉健・池辺良・藤純子のヤクザ映画もありきたりのストーリーとは言え、それなりに楽しめました。また宜しくお願い致します。」そうだったですか。吉川栄治と、わたしは、似たところがあります。それは、学歴といったものが、無かったこと。一生懸命、生きたこと。生きる過程において、学習できることです。ただ、この結果、私は、世間からずれた人になって、しまいました。