お盆の思い出(6.8.14)14時24分

堅実さん

(相変わらず、親鸞会が、ヤフーのホームページにでてます。カルト団体とのことです、要注意です。)


(インフラフアンドは、買い場です。14時31分。)


 8月15日のお盆の思い出です。丁度、今頃、養蚕の、蚕の夏子(なつご)が、終わった頃です。

お盆棚を作り、仏壇から、位牌を移し、ほっとした時です。


お盆棚は、前の両側は、竹で飾り、イネ科の野草を子供たちが、土手から採ってきて、それを干し、縄にして結界を作ります。ところどころに、半紙で作った紙の札を下げます。


 13日は、迎えお盆です。夕方、家族が集まり、お墓に迎えに、行きます。

そして14日と、15日は、お盆です。この日は、親戚の人が来て、線香をあげてから、大体、酒を出します。そして、世間話をします。


16日は、送りお盆です。普通は、夜に送るのですが、私の村では、午前中から、送ります。稲藁(いなわら)で上を縛り、下を広げて、倒れないよいにして、火を付けます。最後はお墓の方に向かって、倒します。明かりのつもりです。


 そして、先祖が馬に乗って帰れるようにします。馬は、茄子の馬で、尻尾はトウモロコシの髭です。足は桑の枝です。

 馬の餌は、里芋の葉を1枚用意して、その上に、馬の餌を与えます。馬の餌は、茄子を切ったもの、人参を切ったもの、きゅうりや大根を切ったものです。

 そして、小麦で作った、お団子を、先祖が食べるように、作ります。その団子はお墓で、お供えします。残った、団子は送った人が、食べます。これも、習慣です。これも、家族、総出でお送りします。


16日の午後は、お楽しみの、スイカを食べられる日です。スイカは1年で、この日だけ食べたものです。


 午前中から、スイカを井戸の中につるしておきます。これが、結構冷えます。スイカを食べる時は、家族が集まって食べます。これが、とても、美味しかったです。


 そして、17日からは、普通の農作業が始まります。この頃はこれといった楽しみが無かったので、村では、こんなことで、楽しんだと、思います。


そうそう、お盆には「ぼた餅」を作り、食べました。お客が来ても、これを出しました。冷蔵庫が、無かった時代です。保存には、やはり、井戸の中につるして冷やしました。お盆が、終わると、いよいよ、秋の仕事です。畑の草取りや、その他、毎日、仕事があります。農家は、日曜日も、無かったです。

2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
堅実さん
kouboudaisi さんへ

「お盆には「ぼた餅」を作り、食べました。お客が来ても、これを出しました。冷蔵庫が、無かった時代です。保存には、やはり、井戸の中につるして冷やしま
「おはぎ」と「ぼた餅」の違いが良く分かりません。粒あんか漉し餡かの違いだとか。うるち米か餅米かの違いだとか。ご飯を潰すかどうかの違いだとか。大きさの違いだとか。同じ物で春と秋の呼び方の違いだとか。人によって色々言うのです。堅実大先輩はどうお考えになっておられるのでしょうか? 」

実は、これ。念のために、ヤフーで調べました。
いろいろの説が、あって、分からないのです。
そこで、「ぼた餅」で、表記しました。


何時もコメントありがとうございます。
>お盆には「ぼた餅」を作り、食べました。お客が来ても、これを出しました。冷蔵庫が、無かった時代です。保存には、やはり、井戸の中につるして冷やしました。
「おはぎ」と「ぼた餅」の違いが良く分かりません。粒あんか漉し餡かの違いだとか。うるち米か餅米かの違いだとか。ご飯を潰すかどうかの違いだとか。大きさの違いだとか。同じ物で春と秋の呼び方の違いだとか。人によって色々言うのです。堅実大先輩はどうお考えになっておられるのでしょうか?


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