投資歴20年のmasaさんのブログ

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日銀副総裁の発言で急激な円安株高、株は後半失速

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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8月7日 水曜日


日本株について

本日の日経平均株価は、414円高の35089円で取引終了。

前場は売り先行から急回復。その後、日銀副総裁の発言で急激な円安となり、株式相場も急上昇。後場は高値揉み合いから、最後の30分で大きく売り込まれて上げ幅縮小。


〇東証プライムの売買代金と騰落状況

売買代金は7兆3744億円、出来高は32億9536万株。

値上がり銘柄数は1092、値下がり銘柄数は526、変わらずは28銘柄でした。


〇日経平均採用銘柄の騰落率

値上がり銘柄数は162、値下がり銘柄数は63でした。

上昇率の高い順

ディスコ 12.4%高

日本製鋼所 11.6%高

三井住友FG 10.2%高

住友化学 10.0%高

三菱重工業 10.0%高


下落率の高い順

NTTデータ 10.8%安

ダイキン工業 10.0%安

三井化学 7.9%安

古河電気工業 7.5%安

リコー 5.6%安


〇米国株による影響

(米国株については、朝の株日記で詳しく書いています)

ダウ平均 0.76%高

ナスダック 1.03%高

S&P500指数 1.04%高


前日と逆の見方をしています。

3指数揃って大きく上昇しましたが、前日の日本株暴騰(過去最大の上げ幅)による影響もあったはずなので、(先に大きく買われていた)日本株へのプラス影響は小さい。


〇欧州株による影響

イギリス(FTSE) 0.23%高

ドイツ(DAX) 0.09%高

フランス(CAC) 0.27%安


高安まちまちなので、日本株への影響は小さいと考えています。

但し、3市場共に戻りが鈍いため、株価の先行きと欧州投資家のダメージは気になるところ。この懸念は日本株にマイナス材料。


〇為替相場による影響

1ドル144円半ばで推移していましたが、日銀副総裁が「金融市場が不安定な状況では利上げしない」と発言したことで、これまでの急激な円高トレンドは止まるとの見方から、147円半ばまで急騰。株も買われて急上昇しました。


ドル円相場は、7月上旬まで円安トレンドが続いて1ドル161円を突破。そのから一転、急激な円高となり前々日には141円台をつける大荒れ大混乱。


〇続伸

前々日は過去最大の下げ幅で、前日は過去最大の上げ幅。4451円下がって3217円騰がる大荒れ相場なので先読みするのも難しいですが、過去最大の上げ幅から更に上昇させるほどの大きなプラス材料がありませんので、反落する可能性が高いと考えていました。


予想通り売り先行になりますが、すぐに買い戻されて急回復。日銀副総裁の発言で急激な円安株高となり、11時頃には1174円高まで買われました。その後は高値揉み合いとなりますが、最後の30分で700円ほど売り込まれて上げ幅縮小。


大きな節目

高値は35849円なので、36000円が上値抵抗になりました。

引けにかけて売られましたが、終値が35089円なので35000円が下値抵抗になりました。


業種別では27業種が上昇

銀行が突出した上昇率。1%を終える上昇が18業種あります。

一方で、最も下落したのはゴムで2.4%安。他の下落率は1%未満でした。


チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。

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