はるるっぴさんのブログ

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1929年の世界大恐慌と次の金融危機

テスラのイーロン・マスク氏がストックオプション株で約560憶ドル、日本円で約8兆8,000億円の報酬を受け取ることになったそうです。(税金は約20%)

ものすごい金額です。

わたしも含め、まずは、1兆円といった金額はピンとこないので、イメージしてみます。

1万円札の100枚(100万円)積み上げたときの、高さ約1cmと仮定して、1万円札を1兆円分積み上げると、東京タワー(333m)30個分の高さになります。

わかりづらいか… (・・;)

仮に、毎日200万円使って、1兆円使い切るのに何年かかるのか計算すると、使い切るまで、1370年かかります。

今から1370年前は、日本の歴史では飛鳥時代の大化の改新(645~701年)の時代です。

豪華なホテルに宿泊して、豪華な食事をして、高価なブランド品を購入すると、1日で200万円使えるかもしれませんが、毎日、しかも1370年間、使い続けるのは大変です。

まだピンとこない… (・・;)

1兆円で金地金が何本変えるのか、現物資産で想像すると

1kgの金地金を1本1,300万円で計算すると、1兆円あれば、76,923本購入できます。(除く諸経費)

一般庶民には、1本でもなかなか買えません。

1兆円は、これだけすごい金額です。

イーロン・マスクのオプション株での報酬はその約9倍の約9兆円  (>_<)

次元が違う。

・・・・・

素人のひとりごと日記です。
(正しくは、信頼できる専門家へ)

1929年の世界大恐慌と次の金融危機

わたしの参考にしている吉田繁治氏のビジネス知識源プレミアムと、信頼できる専門家 市岡 繁男氏のエコノミストOnlineに同じようなことが書かれていたので、自分の勉強のためにまとめてみたいと思います。

以前の日記にも書きましたが、吉田繁治氏は、15年くらい前に、メガバンクのOBで、当時、年金基金の運用されていた方から、優秀な専門家として教えてもらいました。

そのメガバンクのOBの方は、リーマン・ショックのとき、全く損しなかった。

ゴールドマン・サックス証券の方々の名刺を何枚か出して見せてくれたうえで、彼らから証券化商品の何度も勧誘をされたけど、その怪しい仕組みを知っていたので、すべて断ったと言っていました。

そして、こうも言っていました。

「僕は銀行で悪いことをしてきた」
「だから悪いことをする連中が何を考えているのかわかる」と…

市岡 繁男氏も以前の日記に書きましたが、優秀な専門家です。

一度だけスターバックスで、ご一緒させていただきましたが、人格者だと感じました。
見識も高く、信頼できる専門家です。市岡繁男氏の発信される情報も見て、勉強しています。

米国経済はソフトランディングすると言っている証券会社のおかかえ専門家や
新NISAを推進したい政府の御用学者のような専門家とは違う。

現在は、バブル相場です。

バブルは必ず崩壊します。
いつ、崩壊するのか、わからないだけです。

バブル崩壊の時期を予測するのは、アメリカの大統領選挙などの不透明な要素も多く難しい。

しかし、投資家は、後出しじゃんけんが得意なマスコミや市場専門家と違うので、未来を予想する必要があります。

そこでヒントになるのが、歴史です。

歴史から学ぶことは、人は歴史から学ばないということだ。
(バフェットの名言)

吉田先生、市岡先生が歴史上の大事件、世界大恐慌を参考にされていたので、
簡単に書いてみたい。ヒントになると思う。(長くなるので、細かいところは、省略します)

参考:「次の恐慌は1930年代と違い「超インフレ型」か」
エコノミストOnline 市岡繁男氏

【1929年の世界大恐慌】(歴史から学ぶ)

当時は、エジソンの電気革命への過剰な期待で、米国株が買われていました。

世界1位の金融大国であった英国は低金利だった。

米英の金利差拡大から、英国のマネーがウォール街に流入し、株価は上昇した。
(マネーが潤沢になると、株価は上がります)

1929年10月24日には、突如バブルが崩壊し、NYダウは1931年には1/10に下がり、世界恐慌が始まった。

そして、これがその後の第二次世界大戦につながっていきます。

日本の大東亜戦争の本では、「大東亜戦争への道」中村 粲(著)の評価が高い。

文部科学省の検定済の歴史の教科書とは、全く違うでしょう。

【次の世界金融危機】(未来予想)

現在は、米国AI革命と半導体への過剰な期待で、米国株が買われています。

米国株を牽引しているのは、エヌビディア株
(エヌビディアについては、ゲロロンチャンネル「NVIDIAの〇角」で詳しい解説あり)

世界1位の預金大国である日本は、インフレの中でもゼロ金利が続いています。

日米の金利差拡大から、日本のマネーがウォール街に流入し、株価は上昇した。(世界大恐慌のときの、英国が日本になった!)

「米国株高の原動力は高金利に吸い寄せられたジャパンマネー等の流入」
(市岡繁男氏)

FRBが利下げすると、米国の長期金利が下がる。
さらに、日銀が少しでも政策金利を上げると、日米金利が縮小し、ドル売り・円買いが増え、米国株はクラッシュに向かうでしょう。

リーマン・ショックのときも、バブル崩壊のきっかけになったのは、日銀の利上げでした。(以前、豊島 逸夫氏が解説されていました)

投資は、日本だけ見ていてもわかりません。

グローバルマネーの動きを見ていないと、テレビに登場する無責任な評論家と同じレベルになっていまいます。

市場専門家やマスコミは、米国の利下げ期待で株価が上昇などと解説していますが、米国が利下げしていくと、マネーが逆回転し、危なくなってきます。
(真実は、マスコミの解説と反対です)

楽観論の好きな人はそれでもよいですが、遠くない将来、世界金融危機が起きることは、想定の範囲内にすべきでしょう。

・・・

吉田繁治氏のメルマガで知ったのですが、日本保守党の飯山あかり氏の演説はよかった。(個人的な感想)

飯山あかり氏のように、日本の政治をよくしたいと思って、立候補している候補者は、マスコミたちから攻撃されるか、無視されている。

アメリカの大統領選に無所属から立候補しているロバート・ケネディ・ジュニア氏(河添恵子氏も尊敬されている)も同様です。

副大統領候補は、シリコンバレーの弁護士で起業家の女性ニコール・シャナハン氏(38)です。(演説内容は、日本語では見ることができないので、英語で検索する)

『ケネディ家のきょうだいたちは「(ロバート・ケネディ・ジュニア氏は)この国にとって危険だ」などと非難する声明を発表しています』と報道されていますが、ケネディ家のきょうだいたちは、自分の身を守るためそのように言っているだけです。

マスコミのうそ情報だけ聞いていると本当のことがわかりません。



さて、7月3日より1万円札の肖像が40年ぶりに変わります。

新しい1万円札の原価は、原材料に使う植物のミツマタが円安の影響もあり、20円以上になったそうです。

7月3日以降に、新しい1万円札を手にしたとき、

「これが新しい渋沢栄一の1万円札か~」と思って見るのではなく

「この紙が20円するんだ~」
「どうして20円しか価値のない紙に、1万円の価値があるの?」
「なぜ、どうして~」 (・・?

と考えて見るのもよいと思います。

見方を変えると違う世界が見えてくるかもしれません。


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1件のコメントがあります
  • イメージ
    堅実さん
    2024/6/16 15:52
    ちわーす

    拝読致しました。
    あるところには、あるもんですねー。
    驚きだけです。