日経平均は売り先行から下げ幅縮小、戻り基調続く

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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5月1日 水曜日


日本株について

本日の日経平均株価は、131円安の38274円で取引終了。

前場は売り先行のあと安値揉み合い。後場は大きく買い戻されて前日値を回復しますが、上値は伸びず引けにかけて右肩下がり。


〇東証プライムの売買代金と騰落状況

売買代金は4兆7091億円、出来高は16億2301万株。

値上がり銘柄数は439、値下がり銘柄数は1160、変わらずは52銘柄でした。


〇日経平均採用銘柄の騰落率

値上がり銘柄数は59、値下がり銘柄数は166、変わらずは無し。

上昇率の高い順

レーザーテック 14.9%高

西日本旅客鉄道 8.6%高

双日 5.4%高

東日本旅客鉄道 3.5%高

資生堂 3.3%高


下落率の高い順

日揮HD 11.3%安

商船三井 5.2%安

日本電気硝子 4.7%安

東武鉄道 4.5%安

富士電機 4.3%安


〇米国株による影響

(米国株については、朝の株日記で詳しく書いています)

ダウ平均 1.49%安

ナスダック 2.04%安

S&P500指数 1.57%安


3指数揃って大きく下げているうえ、米国株はリスクが高まる状況。日本株にも大きなマイナス材料。


〇欧州株による影響

イギリス(FTSE)0.04%安

ドイツ(DAX) 1.03%安

フランス(CAC) 0.99%安


ドイツとフランスが大きく下げているため、日本株に大きなマイナス材料。


〇75日移動平均線と38000円による影響

朝の予想

前日は75日線を上回って終えましたが、本日は売り先行で早々に下抜けるはず。次は大きな節目で強い抵抗になる38000円ですが、そこまで405円。抵抗下抜けに伴う見切り売りと失望売りが、下げに拍車をかける可能性あり。


良ければ75日線まで戻し、悪ければ38000円割れ。

75日線まで戻れば上出来。悪ければ売られっぱなしで38000円割れもありえると考えていました。


結果

欧米株下落を受けて前場は安いところで揉み合いました。38000円割れも十分にありえると思っていましたが(前場の安値は369円安の38036円)、後場に大きく買い戻されて13時頃にはプラス転換。その後は上値伸びず下げていきますが、131円安なら上出来だと思いました。


75日線を回復しましたが、レーザーテックとアドバンテストの2銘柄で105円ほど押し下げていますので、この影響を除けば75日線割れです。但し、2銘柄の影響を除いても38000円台を維持しているため、投資家心理と需給関係は悪化していないはず。


〇売られる銘柄多数

プライム市場の70%が下落、26%が上昇。

業種別では5業種が上昇、上昇率トップの陸運で0.37%と控えめ。

27業種が下落、空運が変わらず。

海運が最も下落して4%安、他に証券・商品先物、石油・石炭、ガラス・土石、鉄鋼などが下げています。


上出来とはいえ、売られる銘柄は多数ありました。


〇戻り基調

下値を切り上げながら、戻り基調が続いています。


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