米国株は大幅安、リスク高が高まる状況

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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5月1日 水曜日


米国株について

ダウ平均は570ドル安の37815ドルで取引終了。

売り先行から右肩下がりで大幅に反落。


〇主要3指数

ダウ平均 1.49%安

ナスダック 2.04%安

S&P500指数 1.57%安


〇ダウ構成銘柄

2銘柄が上昇、28銘柄が下落しました。

上昇率の高い順

3M 4.7%高

P&G 1.0%高


下落率の高い順

キャタピラー 4.4%安

アマゾン 3.3%安

ボーイング 3.3%安

マイクロソフト 3.2%安

シェブロン 3.0%安


〇経済指標

・1-3月期米雇用コスト指数は、前期比+1.2%になりました。

市場予想を上回っています。


・4月のシカゴ購買部協会景気指数は、37.9になりました。

3月から低下、市場予想を下回っています。


・4月の消費者信頼感指数は97になりました。

3月の104.7から低下、22年7月以来で最低。


〇長期金利の上昇でハイテク安

前日に書いていた懸念が現実に。

前日までの2日間は金利低下でハイテク株高。但し、4月中旬からの揉み合い下限まで下げたことから、再び上昇する可能性がありました。


本日は大きく上昇して、ハイテクが売られる展開。

ハイテク比率の高いナスダックは2%を超える大幅安となっています。


〇全面安

ダウ構成30銘柄のうち28銘柄が下落。

11業種全てが下落する全面安となりました。


〇ディフェンシブが比較的底固い

ヘルスケアは0.1%安、生活必需品は0.4%安、公益は0.6%安。

ディフェンシブ関連は比較的底固い展開でした。


〇FOMC前に売られっぱなし

FOMCの結果発表を前に積極的な買いは見送られ、一旦手仕舞いする動きが広がりました。100ドル下げる度に揉み合いましたが、戻ることは無く段々に下げていき大幅安。


〇再び100日移動平均線割れ

前日まで2営業日は100日線を上回っていましたが、本日の大幅安で完全に下回っています。


〇リスクが高まる状況

100日線を完全に下回ったうえ、前回の高値を上抜けることなく、逆に前回の安値水準まで下げてきました。更に、FOMCを控えていることからリスクが高まる状況。


〇目先の下値抵抗と上値抵抗

下値は37200ドルで、上値は38500ドルになると考えています。


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