優利加さんのブログ

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25日移動平均線が水平となり株価がその下に沈み込んだら

昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -2.43 @38,459.08, NASDAQ +271.84 @16,442.20, S&P500 +38.42 @5,199.06)。ドル円為替レートは153円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上昇する銘柄の方がやや多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が931に対して、下落銘柄数は664となった。騰落レシオは117.17%。東証プライムの売買代金は4兆5786億円。

TOPIX +13 @2,760
日経平均円 +81 @39,524円

米国では、米3月生産者物価指数(PPI)の伸び率が予想を下回った(前年比+2.1%<予想2.2%、前月比+0.2%<予想+0.3%)ことで、インフレへの過度な警戒が後退し、ハイテク株を中心に買い戻された。ただ、米10年債利回りは前日の4.560%から4.587%へ上昇した。長期金利の上昇はボディーブローのように鈍いダメージが長く続くので要警戒である。

本日の東京市場では、米国ハイテク株の上昇を好感して買いが優勢となり、主力半導体関連銘柄が買われて日経平均の上げ幅は一時300円を超えた。外為市場で1ドル=153円台の円安・ドル高基調が続いたことで輸出関連銘柄の一角が買われた。しかし、週末を意識して買いが一巡すると戻り待ちの売りや利益確定売りに押し戻された。

日経平均の日足チャートを見ると、水平となった25日移動平均線に接するまでは反発して来たがその上に浮上できず陰線で終えた。25日移動平均線が水平となり、株価がその下に沈み込んだらその後は確率的には上よりも下へ振れやすい。

33業種中26業種が上げた。上昇率トップ5は、不動産(1位)、その他金融(2位)、ガラス・土石(3位)、水産・農林(4位)、食料品(5位)となった。

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