日経平均小幅に続落、明日は米インフレ指標の影響を受けそうです

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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2月29日 金曜日


日本株について

本日の日経平均株価は、41円安の39166円で取引終了。

前場は売り先行から下げ幅を縮小させるも、再び安値圏まで売られる「往って来い」。後場は右肩上がりになって前日値を回復しますが、時間足らずで小幅に続落。


〇東証プライムの売買代金と騰落状況

売買代金は6兆403億円、出来高は23億6583万株。

値上がり銘柄数は692、値下がり銘柄数は927、変わらずは38銘柄でした。


〇日経平均採用銘柄の騰落率

値上がり銘柄数は89、値下がり銘柄数は134、変わらずは2銘柄でした。

上昇率の高い順

あおぞら銀行 9.5%高

セブン&アイHD 6.2%高

楽天G 4.0%高

川崎汽船 3.7%高

荏原製作所 3.3%高


下落率の高い順

東京電力HD 4.7%安

東京瓦斯 4.3%安

ディー・エヌ・エー 4.1%安

ルネサスエレクトロニクス 4.1%安

味の素 2.9%安


〇米国株による影響

(米国株については、朝の株日記で詳しく書いています)

ダウ平均 0.06%安

ナスダック 0.55%安

S&P500指数 0.17%安


ダウ平均は、ユナイテッドヘルスの影響(99ドル押し下げ)を除けばプラスですが、ハイテク比率の高いナスダックが0.55%下げていますので、日本株へのマイナス材料。


〇欧州株による影響

イギリス(FTSE) 0.76%安

ドイツ(DAX) 0.25%高

フランス(CAC) 0.08%高


高安まちまちなので、日本株への影響は小さい。


〇為替相場による影響

早朝のドル円相場は1ドル150円70銭ほどで、前日と大きく変わらず。その後、一気に円高が進み149円後半へ。株式相場にはナスダックの下落と相まってマイナス材料となり、前場は売り先行から下げ幅を縮小させるも安値圏まで売られる「往って来い」。後場は150円を回復したことで、最近の押し目買い意欲もありプラスに転じるところがありました。


〇続落

ナスダックと円高を受けて小幅に続落。

プライム市場、日経平均ともに下落する銘柄の方が多くなりました。


業種別では16業種が上昇、17業種が下落しています。

海運、小売、鉱業、銀行、保険などが上昇。

電気・ガス、鉄鋼、非鉄金属、医薬品、繊維などが下落。


〇米国のインフレ指標を注視

明日の日本株は、米個人消費支出発表後の米国株に影響されそうです。


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