映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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なんとか水準を保っている

24日の日経平均は、8517.10(-206.68)と大きな下落となった。 雲の下限8669.02にぶつかってはじかれて下落した形である。だが、いまだに転換線8419、基準線8087の上で下値を結んだトレンドラインもまだ維持している。もっともMACDはゼロラインぎりぎり、RCIは下落しており、雲に突っ込んでゆく勢いはない。目先は、雲の下降に沿って下降する可能性が高い。転換線、基準線を守れるかどうかが問われる。だが週足をみると、転換線8258を超えてきており、週足MACDはシグナルをきって上昇、週足RCIも上昇してきており、週足ボリンジャーをみると急速にバンドが狭まってきており、転換を示唆している。断定はできないが、週足MACDと週足RCIの動きから、上昇に転じることを期待したいところ。もっとも月足はいまだに下降トレンドで、反転のきざしはみえていない。長期のトレンド転換が確認できるには、まだ先が長い。

NYダウは、8468.48(+48.99)。転換線8654は回復できずにいるが、基準線8237までは下げずにいる。雲の下限が8824と下がってきており、それにそって下降しているが、今日のところは下げ一服。遅行線も日々線とぶつかり、これにそって下降している。日足のMACDはゼロに接して再びマイナスに転じ、RCIは急降下している。目先は下降方向だ。だが週足のボリンジャーをみると、こちらは、急速にバンドが狭まっている中で、週足MACDはシグナルを上に抜け、日足RCIも上昇しており、底入れ転換が示唆されている。もっともすでにクリスマス休暇モードにはいっていて半日立会で、商いが薄くまだ予断を許さない。

為替は、ドルが転換線90.04を超えてきている。日足のMACDはシグナルを上に抜けつつあり、RCIは底から反発を始めている。目先はドルの戻りを試す展開となりそうだ。ただ株とは違って、こちらは週足は転換線までも戻していないし、まだ目先の戻りに過ぎないことに注意すべきだろう。中長期の円高トレンドはなお強い。

アメリカの失業保険申請は58万と26年ぶりの高水準。クリスマス商戦も苦戦ということで、個人消費も弱く、アメリカの経済指標は依然厳しい。北米で自動車ローンが組めないということで、北米依存の日本の自動車も大幅な減産を余儀なくされている。ただ金融支援の枠組みを使って住宅ローンの借り手支援が打ち出されてきたことから、アメリカの住宅ローンの金利が急降下し、住宅ローン申請が先週にくらべ48%も急増している。住宅市場が底入れしてくれば、底がみえてくるはずなので、住宅市場の動きに注目だ。
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