この曲は、かつて「資生堂」の、コマーシャルとして使われたことがある。
美しい曲である。浅丘ルリ子が、海岸を、歩いている場面である。
当時は、この曲は知らなかった。後になって、アランフェスだと、分かった。それから、数十年経過した。最近になって見つけ、取り上げてみた。第2楽章です。
人は、時々一人になり、静かに物思いに、深けりたい時がある。この娑婆の、雑踏から逃れて、自分だけの時間を作りたいのである。散歩をするとか、居酒屋で、一人、静かに酒を飲むなどは、こんな一人願望を、満たすためであろう。
今日も、仕事が終わった。後は、誰にもじゃまされない、俺だけの時間だ。少し、離れた席では、にぎやかに話している。しかし今日は、特に、離さなくても、それで満足だ。静かに、時が流れるな―。しかし、今日は、やけに冷えるな―。
『アランフェス協奏曲』*ベルリンフィルハーモニー*世界最高の響き*作曲:ロドリーゴ
https://www.youtube.com/watch?v=dsGViiivwlI
(ウイキより)
アランフエス協奏曲は、ホアキン・ロドリーゴが1939年に作曲したギター協奏曲。1940年11月9日にレヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサのギター、セサール・メンドーサ・ラサーリェの指揮、バルセロナ・フィルハーモニー管弦楽団によりバルセロナにて初演された。
この曲の第2楽章はその哀愁をたたえた美しい旋律から広く知られている。古典派以来の一般的な協奏曲は第1楽章が最も長いものであるが、この作品は緩徐楽章である第2楽章が最も長い。