経済指標 2008年12月23日
23:25米GDP確報値が予想どうりであったことから円安に振れている。欧州株も1%前後の上昇と昨日の下げを戻す展開。予想されたとはいえ第3・四半期の英経済が1992年第2・四半期以来のマイナス成長となったことが確定した。英国が深刻なリセッション(景気後退)に向かっているとの懸念が強まった。ポンドは弱含みとなるだろう。長期的には円高が進みそうだが、株高と原油高はユーロ高の支援となる。ドル円は動きにくいだろう。この後の新、中古住宅の指標がどうなるかが今日の一番のポイントでしょう。中国の金利は下げたが市場はもっと下げることを要求しているようです。上海総合指数は4%の下げで3週間ぶりに1900ポイント割ってしまった。こうなると日経平均は円安だけが頼りです。白川さんの談話が効いています。
第3四半期の米GDP確報値、前期比年率‐0.5%(予想:‐0.5%)=商務省
米チェーンストア週間売上高指数、前週比+2.6%=ICSC・ゴールドマン
第3・四半期の英経済が1992年第2・四半期以来のマイナス成長となったことが確定した。英国が深刻なリセッション(景気後退)に向かっているとの懸念が強まった。
第3四半期の英GDP伸び率は前期比‐0.6%に下方修正、92年以来のマイナス成長
11月の英住宅ローン承認件数、前年比60.7%の大幅減=銀行協会