日銀が現行の大規模金融緩和政策を継続すると決めたため・・・

優利加さん
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昨日の米国株式相場は小幅続伸した(DJIA +0.86 @37,306.02, NASDAQ +90.89 @14,904.81, S&P500 +21.37 @4,740.56)。ドル円為替レートは143円台半ばの前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,211に対して、下落銘柄数は401となった。騰落レシオは97.94%。東証プライムの売買代金は3兆6364億円。

TOPIX +17 @2,334
日経平均 +460円 @33,219円

米国では、インフレ鈍化とそれを受けた来年の利下げ(6月までに)見通し、米国経済のソフトランディング期待が継続しており、ダウ工業株30種平均は4営業日連続で史上最高値を更新した。

本日の東京市場では、金融政策決定会合で日銀が現行の大規模金融緩和政策を継続すると決めたことを受けて、売り建てていた株価指数先物を買い戻す動きが活発化して日経平均は大引けに向けて上げ幅を拡大した。上がると思っていた円金利が上がらないことになり、外為市場では円安・ドル高となり、自動車関連株が買われた。他方、USスチールを約2兆円で買収すると発表した日本製鉄は売り優勢となり一時6%も下げた。

日経平均の日足チャートを見ると、大陽線で反発してやや上向きの25日移動平均線を回復した。これで再びバブル崩壊後の高値更新を狙うポジションに戻った。

33業種中27業種が上げた。上昇率トップ5は、その他製品(1位)、保険(2位)、海運(3位)、食料品(4位)、電気機器(5位)となった。

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