はるるっぴさんのブログ
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ヘッジファンドのファンドマネージャーの話
ヘッジファンドのファンドマネージャーの話を
直接聞けることは、あまりないので、
問題のない範囲で聞いたことを書いてみる。
話半分と思ってください。
わたしは、リート(不動産投資信託)を、
不動産投資の素人の証券会社や銀行が
推奨していることに、違和感を覚えていた。
昨年、証券会社の担当者からも、
「はるるっぴさんは、リートがお嫌いですからね。」
ファンドラップには、そのリートも含まれています。
と苦笑いされていた。
わたしは、REIT(リート)が嫌いなわけでなく、
難しすぎると思っていた。
関連法律も、複雑難解になっている。
その話を、ヘッジファンドのトレーダーにすると
リートは、だましの商品ですよ~
「フン!!」
と答えが返ってきた。
リートが本当に儲かるのであれば、
9~10%利息が、とれるので、
わざわざ証券化などしませんよ~
ハイリスクがあるので、
証券化して投資家に販売されている。
要するに、手数料稼ぎです。
リートは、よくわからないが、かなり暴落している。
さて、もどって
別のヘッジファンドの運用マネージャーの話
青い目をしたヘッジファンドのマネージャーは、
アメリカは、証券化商品といった
すばらしいものを作ってくました!!
そのおかげで、われわれには、ビックチャンスが来ている~
と言っていた。
日本人のヘッジファンド・トレーダーからは、
実弾売りについて聞いた。
日本株は、最初のころは、
ヘッジファンドの売りで急落していたが、
そのピークは、一時的に過ぎようとしている。
しかし、次の売り手として、
外国人の実弾の売りが、入っている。
10月に日経平均が、バブル後最安値をつけているとき、
シャープの株価がストップ安をつけていた。
これらは、空売り筋の仕業ではない。
実弾の売りだった。
わたしのリクベストが、以前その日記で書いていたように、
投資信託
米国のミューチュアル・ファンド
イギリスのユニット・トラスト
の解約が、ここにきて急激に増えている。
日本人のように「塩漬け」してくれない。
シャープのストップ安は、
世界の投資信託の解約による実弾売りだった。
最近、リスク商品は、全部下がっている。
日本株、外にいったもの(外債など)、商品
分散投資を推奨する専門家は、どう説明するのだろう。
多くの専門家は、適当にごまかすのがうまい。
特に、日本の専門家のおかげで、
日本人のやられ方がヒドイ。
投資は、銀行や証券会社の営業員に理解できるほど、
簡単なものではない。
資源価格が下落すれば、まっさきに売られるのは、
ロシア株やブラジル株や豪ドルなどです。
あたりまえです。
そのことに対応できない投資家も、
ロシアやブラジルにいっていまった。
外国人の保有割合の高い国の株価の下落が大きかった。
ロシアも、ブラジルも
今、困難な状況にあります。
ある日本人の投資家が、
ナンピン?
買いをいれようと思っていると言っていた。
勝手にしてください~
証券会社は、いい商品ではなく、
売り易い商品を売っている。
顧客の信頼を静かに、そして、確実に失っている。
金融機関の経営者も、いずれ、困難な決断を迫られる。
しかし、短期投資は、ゼロサムゲームなので、
反面、世界では儲けている人がいる。
投資により、日本の富が失われている。
外国資本のヘッジファンド・マネージャーやディーラーは、
世界中の情報を懸命に調べています。
ヘッジファンドの換金売りも続いている。
ゲート条項を理解されている投資家は、わかると思う。
volatility(ボラティレィティ)が大きいと
ヘッジファンドのロボットは、
トレンドを発見すれば、
ファンダメンタルズを無視して動く。
原油価格を上げにいかないか心配になる。
この景気の悪い中で原油価格が上昇すれば、
再びスタグフレーションの懸念がでてくる。
スタグフレーションになると、
すべてのリスク資産がアウトです。
ドル高やユーロ高により、
日本株であまり損していないヘッジファンドがいる。
彼らの動きにも注意が必要になる。
日本株は、今度とも、不安定な値動きを続けると思う。
おしまいです。
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