ここ最近140円台で推移していたドル円が急速に円安が進んでいます。
ドル円以外にもポンド円も大きく下がっています。
ドル円
ポンド円
現時点でドル円は-1.8円、ポンド円は-1.4円の動きになっています。
背景について調べてみました。
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■サマリー
<全体>
・円高から円安への転換日は7月7日
<米国>
・6月米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を下回った
・6月米消費者物価指数(CPI)の伸びが鈍化
→物価上昇が鈍化されることでFRBの金融引き締めの警戒感が和らぎ長期金利が低下、円高・ドル安に動く
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■6月米雇用統計
結果は以下のとおり。
前回30.6万人から22.9万人の7.7万人減る予想だったところ、
2万人少ない20.9万人だった。
22.9万人→20.9万人だと大体予想より9%近く低かった結果になります。
時間・重要度・経済指標前回(修正)予想結果
- 21:30
- 重要度:
06月 非農業部門雇用者数(NFP)[前月比]
33.9万人(30.6万人)22.9万人20.9万人 - Yahoo!ファイナンスより
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■6月米消費者物価指数(CPI)
この記事を書いているちょうと3時間前に6月CPIの結果が発表された。
予想0.3%に対して結果0.2%。
予想に届かずの結果だった。
時間・重要度・経済指標前回(修正)予想結果
- 21:30
- 重要度:
06月 消費者物価指数(CPI)[前月比]
0.1%0.3%0.2% - Yahoo!ファイナンスより
前年6月と比べると3.0%の上昇だが、インフレのピーク※だった時期の3分の1に縮小したそうだ。
アメリカ労働省が12日に発表した6月のCPIは、伸び率は12カ月連続で縮小。
2021年3月以来となる2年3ヶ月ぶりの低さとなった。
※ピーク…上昇率が9.1%となった2022年6月
- investing.comより
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■アメリカ 10年 債券利回り
10年債権利回りは日足でみると下がってはいるが、
長期目線で見るとまだまだ高い水準で推移している。
- investing.comより
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■参考にした記事