長い上ひげを引いた短陰線

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -74.08 @33,852.66, NASDAQ +36.08 @13,591.75, S&P500 -1.55 @4,376.86)。ドル円為替レートは144円台半ばの前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全体は高安まちまちとなった。東証プライムでは、上昇銘柄数が762に対して、下落銘柄数は990となった。騰落レシオは113.32%。東証プライムの売買代金は3兆8030億円。

TOPIX -2 @2,296
日経平均 +40円 @33,234円

米国株式相場は高安まちまちとなったが、ネットフリックス(+3.06%)、テスラ(+1.56%)、アルファベット(+1.56%)などハイテク成長株は総じて上昇した。これを受けて、本日の東京市場でも値がさ半導体関連銘柄が堅調に推移し、東京エレクトロンは年初来高値を更新した。ドル高・円安が進んだことを好感して、精密機器や電気機器銘柄も上げた。日経平均の上げ幅は一時300円を超えたが、上値では売り優勢となり押し戻されて上げ幅を縮小した。

日経平均の日足チャートを見ると、10日移動平均線の上に浮上はしたが、長い上ひげを引いた短陰線で終り、上値の重さを印象付けた。ちょうど6月27日の下ひげを引いた短陰線と上下が反対になったような形となった。

33業種中25業種が下げた。下落率トップ5は、パルプ・紙(1位)、食糧品(2位)、海運(3位)、ゴム製品(4位)、水産・農林(5位)となった。

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