デモ銘柄の4902コニカミノルタつなぎ売り玉を仕舞い

優利加さん
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先週金曜日の米国株式相場は小幅安となった(DJIA -8.89 @33,300.62, NASDAQ -43.76 @12,284.72, S&P500 -6.54 @4,124.08)。ドル円為替レートは136円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数は1,166に対して、下落銘柄数は620となった。騰落レシオは139.94%。東証プライムの売買代金は3兆1715億円。

TOPIX +18.46 @2,114.85
日経平均 +238.04 @29,626.34

米債務上限問題や地銀の経営不安がくすぶる中、5月のミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想以上に悪化したため景気減速懸念が根強く、先週金曜日の米国株式相場は軟調となった。さらにミシガン大学が同時に発表した5年先期待インフレ率速報値は前月の3.0%から3.2%へ上昇した。これによりインフレの長期化懸念が強まり、米国債10年物利回りは上昇した。その結果、外為市場ではドル高・円安となった。

海外投資家が株価指数先物を買い続けており、さらに国内企業は積極的な自社株買い方針を示している。それに加えて、外為市場ではドル高・円安となっていることで日経平均は続伸して年初来高値を更新した。

日経平均の日足チャートを見ると、年初来高値を更新した。ただ、短期的な一波の上昇幅としてはそろそろN字予想値の限界に達して来たため、上げ止まりを暗示する線が出現したら一旦は利食いしておきたい局面ではある。昨年10月3日安値@25,621円を起点として11月24日戻り高値@28,502円への上昇幅(=2,881円)、今年1月4日安値@25,661円と3月9日戻り高値@28,734円への上昇幅(=3,073円)と比べると、今回の上昇波動は既に3月16日安値@26,632円から本日の高値@29,629円まで上げており、その上昇幅は2,997円となっている。

デモ銘柄の4902コニカミノルタは、本日つなぎ売り玉を全玉手仕舞いして[0-7]としました。後場終了と同時に発表された24年3月期の予想営業利益は400億円から180億円へ減額となり、予想EPSが50円から10円へと引き下げられた影響は既に株価に織り込まれたかどうかは明日以降の動きで分かります。

33業種中28業種が上げた。上昇率トップ5は、保険(1位)、その他金融(2位)、証券(3位)、食料品(4位)、医薬品(5位)となった。

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