保ち合いレンジからなかなか抜け出せない

優利加さん
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昨日の米国株市場はプレジデントデイのため休場だった。ドル円為替レートは134円台前半での動きだった。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証プライムの売買代金は、上昇銘柄数が999に対して、下落銘柄数は756となった。騰落レシオは132.58%。東証プライムの売買代金は2兆2796億円。

TOPIX -2 @1,997
日経平均 -59円 @27,473円

昨日の米国株式市場は休場だったので、本日は手がかり不足のため方向感がはっきりしなかった。ファーストリテイリングや東京エレクトロンなどの値がさ成長株は売りに押されたが、住友金属鉱山や三菱マテリアルなどのPBR1倍割れのバリュー株は買われた。金利上昇過程ではその悪影響を強く受ける成長株が売られ、金利上昇の悪影響が少ないバリュー株(特に業績見通しが良い銘柄)が買われるのは自然な流れである。3月期決算の企業の決算発表が一巡するまでバリュー株優位の状況は後数カ月くらいは続くと見ている。

日経平均の日足チャートを見ると、やや下向きに転じた10日移動平均線の下に3日連続で沈み込んだままで、小幅安で長い下ひげを引いた十字線(トンボ)となった。1月26日以来の保ち合いレンジの下限辺りまでザラバで下げたがその後は切り返して下げ幅を縮小した。強くもなく、かと言って弱くもなく、横ばいが続いている。

33業種中20業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、繊維製品(2位)、石油・石炭(3位)、非鉄金属(4位)、パルプ・紙(5位)となった。

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