米国株の下げの割に日経平均の下げは小さい

優利加さん
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昨日の米国株式相場は反落した(DJIA -260.99 @33,717.09, NASDAQ -227.90, S&P500 -52.79 @4,017.77)。ドル円為替レートは130円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上昇する銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,149に対して、下落銘柄数は624となった。騰落レシオは125.61%まで上昇して来た。東証プライムの売買代金は2兆9196億円。

TOPIX -7 @1,975
日経平均 -106円 @27,327円

米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公開を控えて、ハイテク株を中心に利益確定売りが増えて米国株式相場は反落した。本日の東京市場でも、最初は円安を好感してやや高く始まったが、次第に利益確定売りに押されて安値引けで終えた。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2.6%安となり、東京エレクトロンやアドバンテストを中心に半導体関連銘柄が売られた。

日経平均の日足チャートを見ると、1月25日以来日足の高値はほぼ変わらず横ばいが続いている。騰落レシオは125%まで上昇しており、短期的には過熱感があることを暗示している。米国株の反落(ダウ工業株30種平均 -0.77%)の割には本日の日経平均(-0.39%)の下げが小さかったことから判断すると、日本株はまだ上に行きたがっているようである。

33業種中17業種が上げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、金属製品(2位)、海運(3位)、食料品(4位)、水産・農林(5位)となった。

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